※母の闘病生活は平成10年6月25日に幕を閉じました。これは過去の記録です。


私の母は平成5年10月にくも膜下出血で倒れました(当時60歳)
手術や転院を経て半年後 在宅介護をはじめました
福祉情報は自分から求めないと 知らないままになってしまいます
病人にとっても介護者にとってもよりよい情報が必要です
母の環境や介護のヒントなどを伝えます 誰かの助けになればうれしいです




現在の状況 今までに受けたサービス  身の回りの世話  手作りの介護用品

大切な"刺激"  経管栄養   購入した介護用品  参考になった書籍など



<現在の状況> (H8作成)

 
4ヶ月に1度 脳外科にてCT
 
週2回 入浴とレクレーション見学 車で連れて行く
 
週2回 外来で理学療法と音楽療法を受ける
 
週1回 内科医の訪問診察 定期的に採血検査
 
週1回 訪問歯科検診 口腔衛生と舌のマッサージ
 
食事は流動食を鼻から胃に通したチューブでゆっくり流す
 
塩分補給と嚥下訓練を兼ねて 昆布茶のゼリーを食べさせる

 

 
認識はほとんどないが 呼びかけに少し肯く
 
右片麻痺 左手で顔をさわれる
 
日中は電動ベッドを起こして座位を保っている
 

<今までに受けたサービス>

 
訪問入浴(無料)介護支援センター
 
訪問入浴(有料)ステーション
 
訪問リハビリ PT ベッド上でマッサージや座位訓練 30分程度

<身の回りの世話>       

 
3ヶ月に一度 髪をカット  美容室に頼んで購入したパーマ液受けを重宝しています
 
顔そり・眉毛を整える    痛みを訴えられないので慎重にする くしゃみに注意する
 
耳掃除           綿棒をしめらせてとる 鼓膜を傷つけないように入り口付近のみ
 
爪切り           自分の爪を切るときに一緒に切る習慣をつけています
 
指の間を拭く        特に麻痺している右手指の間が蒸れるので拭き取る 足指も同様に
 
歯みがき          歯茎のマッサージを兼ねて幼児用歯ブラシでみがきガーゼで拭き取る
<手作りの介護用品>       写真
 
ファスナー付きパジャマ   市販のパジャマの外側縫い目をほどき、80pファスナーを付ける
 
パジャマの袖口       冬用は保温のため袖口にゴムをいれる 少しゆるめくらいでよい
 
パジャマのリボン      ズボンの前後がわかりやすいように小さなリボンを縫い付ける  
 
クッション         固めで四角いパンヤを重ねて作る 背あてや車椅子の隙間に
 
らくらく靴         市販のベルト式の靴にマジックテープを縫い付ける 
 
尖足予防用"電話帳"     電話帳をガムテープで止める ベッドの柵と足の間に置く
 
(転用) 散剤溶かし器    蓋付き哺乳瓶に冷まし湯少量と薬を入れ振って溶かす 
 
(転用) 座位保持用品    車後部座席の隙間に入れて子供が落ちるのを防ぐ四角いビニール製

 

                                   INDEX

<大切な"刺激">

 
聴覚     声をかける 歌をきかせる ラジオ テレビ 
 
視覚     顔を近づけて視線をあわせる 壁に50音表をはる 外出時の景色 テレビ
 
嗅覚     花など香りのあるものを鼻に近づける 
 
触覚     さまざまな素材の物を握らせる 
 
味覚     はちみつや梅干しなどほんの少量舌にのせる 棒付きキャンデーをなめさせる
 
反射神経   やわらかいボールを身体の側に投げて つかませる 何度もくりかえす

 

 
刺激はとても大切です 手術直後は全く動けず担当医に植物状態と説明されましたが現在は違います
 
根気よく声をかけ 入院中は孫の声を録音したテープをイヤホンで聞かせました

 

 
以前テレビの番組で母と似た状態の人の脳の中をシュミレーションCGで説明していました
 
夫の呼びかけで新しいシナプスがぐんぐん伸びていきます 感動しました
 
たまたま主治医や婦長も前夜見たそうで 母にも同じ可能性があると言ってくださいました
 
老人でも刺激によって ゆっくりですが脳は再生します あきらめてはいけません!  INDEX

<経管栄養>

 
飲み込みができず 気管に入る危険があるため 直接胃に流動食をながしこみます
 
しかし練習は続けていて やはり経口で食事をするのが理想 食べることから可能性が広がります

 

 
管の入れ方 管の先にキシロカインゼリーをつけて鼻から挿入する 下向きにせず水平に入れる
 
      気管や口腔内に入らないよう様子をみながら少しずつ 激しく咳き込む時はやり直す
 
      ごくんと唾を飲み込むのを確認しながら 印まで入れる
 
      支えながら注射器で空気を入れ音を確認

 

 
固定    幅広のメッシュのテープを切り更に切れ目を入れる 
 
      鼻に貼り 切れ目部分を管に巻き付ける
 
      管の重みで抜けるのを防ぐため耳の下あたりで普通サイズのテープで固定
 
      食事や投薬時以外は首の後ろをまわし胸元に入れておくと身体の下敷きになって抜けた
 
      りしない

 

 
交換    一週間に一度交換 朝食後抜き昼食時まではすっきりした顔です     INDEX

<購入した介護用品>

 
電動ベッド        リモコンで高さの上下と背もたれの上下ができる 取り外しできる側柵
 
             とテーブル込み
 
エアマット        同じ硬さではなく何本かの集合体になっていて交互に調節され 床擦れ
 
             を防ぐ
 
シャワーチェアー     室内での移動用 座ったままシャワーをかけてもさびない 肘掛けが下
 
             にスライドして便利
 
車椅子          たたんで車のトランクに入る

 

 
車椅子タイヤカバー    車椅子を室内でも共用していたころ使用 布製でスナップでとめる
 
                     
 
防水布          施設で業務用のものを頼んで売ってもらった 腰部分だけに切ってシー
 
             ツの下に敷いている
 
ベッドのキャスター    ときどきベッドの位置を変えたりするときに便利
 
                                       
 
吸引機          病院を通して購入 痰を吸い取る 使用法は看護婦さんの指導を受けた
 
           
 
ベルト付きテーブル    身体に当たる部分がえぐれていてフイットする 腰の後ろでベルトを止
 
             めるので倒れない
 
 
 
ポータブルトイレ     家具調のもの 補助金は出ないが部屋に違和感がないものを選んだ
 
                 
 
床擦れ予防クッション   特殊な素材でできており おしりの形にへこみ使用後は元にもどる 
 
             画期的だがかなり高価

 

 
ソーシャルワーカーが手配して下さって退院時までに届いたものが数点 日常生活用具給付制度利用
 
障害者手帳一級なのでそちらでの購入方法もあるが 種類の関係で日常生活用具を使った 
 
それ以外のものはカタログや病院などでみつけて購入                INDEX

<参考になった書籍・情報源>

 
これだけは知っておきたいリハビリテーション 別冊NHKきょうの健康
 
                      この本がきっかけで福祉移住して現在に至る

 

 
テレビ番組 H6.2.20にNHKで放映された"脳の再生" シリーズもので本になった

 

 
NIFTY-Serve 母のための情報が目的でパソコン通信開始   
 
       FHANDで手術の不安などを相談 会員に医師がいてお世話になった  
 
       また 同じ立場の方とのメール交換も励みになって精神的に安定できた 効果絶大

 

 
ABC-NET  草の根ネット 会員の手記に感動 連絡をとり会いに行った

ARIES  草の根ネット 上の会員さんの紹介で入会 オンだけではなく会えるのが地元の強み 
            会員の医師が 医療相談SIGを担当していて とても親切  INDEX



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