こんなもの作りました ビニルハウスが完成

三月末から育てたスイカのハウスも、保護者の方が撤去しましたので荒れ放題の状態です。8月に草は刈りましたが、そのままにしていました。そこで一念発起。平成13年10月18日に考えついたのが、骨だけになっているパイプを利用して、ビニルハウスを作ることにしました。まずは除草です。愛用の草刈くんを使って、伸びていた草を刈りました。頭の中は完成のハウスの姿を想像していますから、草刈りも苦痛ではありません。

山北の保護者の皆さんは親切ですから、電話一本でビニルを持ってきてくれました。早生みかんのハウスで使用された古いビニルシートをいただきました。この広く長いシートを一人でパイプに乗せ、金具で固定するのは大変でした。途中風が吹き、何度も位置がずれてきます。次は固定したビニルシートが吹き飛ばないように、ロープで10箇所ほど張り巡らせなければなりません。右へ左へ何度も往復しました。この日は台風の余波で、時折強い風が吹き、シートがあおられました。

朝の10時から開始して、完成したのは午後2時でした。張ってみて分かったのですが、ビニルシートの長さは30mを超えていました。床面積は10m×6mです。温度計を持ち込んだところ、34℃まで上昇しました。さて、ここをどのように利用するかと夢が膨らみます。種まきした苗を育てる場所に、霜で枯れてしまう熱帯植物の温室に、雨の日の作業場にといろいろ考えています。山北の冬は寒いのです。