廃油石鹸の作り方 |
この方法は、小さな容器で簡単に作れるところが魅力です。皆様にもぜひ挑戦していただきたいと思います。これまでの廃油せっけん作りは、18リットルの缶を利用したり長い棒でかき混ぜるなど、大変な労力が必要でした。しかし、この方法は準備が簡単で、しかも身の回りにある品物で済むという良さがあります。
材 料
苛性ソウダ(水酸化ナトリウム)45g ・ 水100cc ・ 廃油330cc
苛性ソウダは薬局で450gで340円程度。購入するときは印鑑が必要です。
道 具
ペットポトル容器(1.5〜2リットル用)・豆腐ケースまたは牛乳パックなど・はかり・計量カップ・じょうご・ゴム手袋(軍手)
作り方
@ ペットボトルに苛性ソウダ45gを入れます。
A @に水100ccを入れます。このとき、化学反応で熱を出し、悪臭があります。水をためた洗面器などで冷やします。このとき、ふたはしないでください。
B 冷えたら、廃油330ccを入れ、10分位ふります。ふたはします。
C Bを豆腐ケースか牛乳パックに流し込みます。プリンのケース(紙製)も利用できます。
D 3〜4日すると固くなりますので、容器から出します。
E 適当な大きさに切って、乾燥させます。固形せっけんの完成です。小さなプリンのケース(紙製)であれば、切る必要はありません。
材料の変更
ペットボトルが大きいので、二倍にした材料でもできます。そのときは、次のようになります。
苛性ソウダ(水酸化ナトリウム)90g ・ 水200cc ・ 廃油660cc