こんなもの作りました ハウスで花苗

 

学校で平成13年10月に作った、大きなビニルハウスがいよいよ役に立つ時がきました。寒さ厳しい山北だからこそ、このような物が必要なのです。種まきをした花が発芽し、育苗箱で大きくなりました。昨年この時期に露地植えしたため、寒さと霜柱で生長は止まり、苗も傷みました。写真は育苗箱の苗を、ひたすら孤独に耐えつつビニポットに移植している様子です。午前10時には20度を超え、天気が良ければ昼は30度近くまで温度が上がります。

作業台にはブロックと厚板を置いて、一輪車には土も用意しています。さらに、肥料・牛ふん・チリ箱・ジョウロ・スコップ・移植こてと何でもあります。もちろん大好きなタバコも、緊急連絡用の携帯電話もそろえています。今年の花苗の目標は、2000株としています。

 

ハウスの内部は花の苗とともに、イチゴのプランターが6個、ブラジルトケイソウなども同居しています。右側に移植したキンセンカのポットが見えます。今後作業を続ければ、ハウスの中は苗で一杯になるでしょう。現在校長室の前で育てた菊の鉢も、いづれはここに避難することになります。

この場所は校舎のはずれにありますが、土もありますし、水道も近いし、低学年の教室も目の前で子どもの様子もよくわかる場所です。子どもの声を聞きながら作業できますので、大変幸せな環境です。欲を言えば、お茶とコーヒーがないことです。