こんなもの作りました ほうきとスコップ立て

今回の工作は、平成19年12月にしたものです。京陵中学校の先生と生徒のために、二つの作品を完成させました。

ほうき立て

中庭にある竹ほうきと松葉かきの二つが、あちらこちらで散乱しています。そこで考えたのが、ほうき立てです。横180cmで高さを90cmに設計して、ツーバイフォーの木材で作成しました。長く使用できるように、頑丈にしました。さらに腐らないようにと、防腐剤もしっかり塗りました。収納する場所が固定すれば、掃除のとき使用しても生徒は片付けてくれます。

   

脚の下には、藤園中からいただいたコンクリートの補導板を敷きました。さらに水はけをよくするために、溝を掘っています。反省点としては、30cmごとの区切りでも道具が傾くということでした。なかなか思うようにはいきませんが、役に立つ作品だとうぬぼれています。

 

スコップかけ

中庭にある農具倉庫が、スコップのために整理できません。数が多い上に、すぐに倒れるからです。そこでスコップかけを作ることにしました。校長室に木材を持ち込み、簡単な作りとしました。横幅は180cmで、二段にしています。スコップを掛ける金具は、大きなL金具にしました。今は便利で安全な品物が手に入ります。足の下にはブロックを置きましたので、腐るのを防げます。これで、農具倉庫もすっきりしました。12月には完成していたのですが、取り付けは1月になりました。

   

このスコップかけで苦労したのは、ブロック壁への固定です。生徒の安全確保のために、しっかり固定しなければなりません。充電ドリルにコンクリート用の刃を付けて穴を開けますが、硬くて時間がかかりました。しかもはしごの上での作業ですから、それなりに苦労しました。しかし、退職前に完成してよかったです。