こんなもの作りました めくり板と衝立

今回の工作は、平成16年11月にしたものです。井芹中学校の生徒のために、二つの作品を完成させました。

 

最初は、めくり板です。

皆さんは、めくり板をご存知でしょうか。ステージの横に置いて、プログラムの紹介をするものです。井芹中には小さなめくり板はありましたが、古いために使用できなくなりました。そこで、高さ120cmの高さにして、上部は二枚の板ではさんだ形にしました。このようにしておくと、プログラムが多いときは両面で使用できます。12cm角の木材にしたかったのですが、重くなると運搬に苦労します。仕上げもしていないのに、生徒会が使いました。文化発表会に、そして子ども文化会館での弁論大会でも使ってくれました。ところで材料費は、何と 0 円なのです。すべて自宅近くの建築現場から拾ってきました。これからも活躍してくれることでしょう。

 

次は、衝立です。

衝立(ついたて)はお座敷とか、炉端などの仕切りにも利用します。この杉板を利用して作った衝立は、縦120cm、横150cmほどあります。平成16年の11月中旬に完成しました。板がたくさん手に入りましたので、五脚できたのです。このうち三つは、農具倉庫の目隠しにしました。廃棄された自転車や古いプランターが積んでありますので、通学路から奥が見えないようにしたのです。
残り二つは、先生方がタバコを吸う場所に設置しました。熊本市は施設内禁煙になっていますが、少しでも生徒の目にふれないようにしました。ところで材料費は、やっぱり 0 円なのです。ニスもペンキも塗っていませんから、耐用年数は5年ほどかなと思います。捨てればゴミ、使えれば宝。