こんなもの作りました 手押し車とスコップ立て

徒然なるままにひぐらし物置小屋にこもり、拾ってきた木材を利用して工作をしています。このページは、平成17年6月頃に作成した作品の紹介です。

その1・手押し車
本校職員のA先生から、使わなくなった子ども用三輪車をいただきました。さっそく分解したのです。何が欲しかったのかといいますと、タイヤの部分です。後輪をグラインダーで切り落とし、手押し車の製作をしました。
合板はありましたので形を整え、大きなチリが乗るようにしました。ついでに三輪車の金属棒を取り付け、手で引けるようにしたのです。車輪の取り付けは、水道管を押さえる金具を利用しました。この手押し車は、生徒会執行部のために作ったものです。生徒会は毎朝の挨拶運動で、上熊本駅まででかけ、ボランティアの掃除をしています。現在もこの手押し車を使って、出かけています。

その2・スコップ立て
本校の玄関に大きな傘立てがあり、壊れた状態でした。一旦分解して、木材は保管していました。何かできないかと考えて、散乱していたスコップを整理する箱を作ることにしました。一定の長さに切りそろえ、角材四本に木ネジで取り付けていきます。この工作も数時間で完成したのです。学校の環境を整えることは大切なことですが、できるだけお金をかけないようにしています。捨てればゴミになる物も、再利用すれば価値ある物になります。

その3・折りたたみ椅子
学校の大型ゴミ集積場に、誰かがレジャー用のパイプいすを捨てていました。布は破れていましたが、パイプはしっかりしています。もったいない。これも再利用することにしました。布の代わりに、厚い板を乗せました。簡単な作業でしたが、先生方が休み時間に座り、コーヒーを飲んでいます。

工作が好きで、いろんな物を作ります。完成したときの喜びもありますが、人の役に立つことが分かれば、また嬉しいものです。