総合的な学習の配慮2

総合的な学習の時間の学習活動を行うに当たっては、次の事項に配慮するものとする。
(2) グループ学習や異年齢集団による学習などの多様な学習形態、地域の人々の協力も得つつ全教師が一体となって指導に当たるなどの指導体制、地域の教材や学習環境の積極的な活用などについて工夫すること。

小学校学習指導要領 第1章 総則 第3 総合的な学習の時間の取扱いより H10.12

1 多様な学習形態の編成

(1) 興味・関心別のグループ 子どもの興味・関心をもとに似通ったテーマを設定したグループを中心に編成。
(2) 表現方法別のグループ まとめの段階での発表方法を設定。図・表・絵・弁論・パソコン、、、
(3) 調査対象別のグループ 調査の対象とする物が同じ子どもを集めて編成。方法は分担することもある。

2 グループ学習の方法

(1) 一つの学級の班 → 隣接学級の班 → 同学年の班 → 他学年の班
(2) 学級や学年を解体し、新しいグループを編成したときの問題点 @ 時間割の一致 A 見学の期日 B 見学地の状況 C 見学地の許可 D 雨天時の対応 E 大規模校の編成

3 異年齢集団の方法

(1) 二つの学年にまたがる集団 班編成はしやすい → 興味・関心の課題によって分けていく。小学校の場合は生活科があるので、3、4年生、5、6年生となりやすい
(2) 三つの学年にまたがる集団
(3) 全ての学年にまたがる集団 大規模校であれば不可能と思える。特に中学校であれば教育課程との関連もあり、異年令集団は編成しにくい。

4 協力体制つくり

(1) 地域の人々 人材バンク・専門家・留学生・郷土史家
(2) 地域の団体 老人会・婦人会・同窓会・青年団・農協・漁協・自治会・商工会議所・青少年健全育成協議会
(3) 地域の施設 企業・工場・図書館・博物館・歴史資料館・公民館・幼稚園・各種学校
(4) 指導者集団 学年別編成・教科別編成・得意分野別編成・校務分掌別編成・

5 地域の教材や学習環境の積極的な活用

(1) 年間の学習計画を立てる段階から協力・連携を図る。人材も施設も期日によっては都合が悪い時もある。
(2) 総合的な学習のサポートシステムをつくる。学校支援の組織を確立していく。
(3) プロデューサーとしての教師の指導力向上を図る。人、施設、見学地との連絡調整は常に必要である。
   
総合的な学習の配慮3