ひな壇を作る

 
方眼目盛が印刷してある工作用の厚紙があります。これを使ってひな壇を作ります。左の写真は糊付けの状態です。幅15cmです。高さは17cm、奥行きも17cmです。階段状は、5.3.3.3.3.3.3.3.3.5 となっています。鉄筆で線に沿って折り傷をつけます。谷と山の繰り返しです。側板の二枚にのりしろをつけて組み立ててみました。背にも底にも厚紙を貼ります。右の写真が、完成したところです。
 
この箱に赤の色画用紙を貼ります。背や底は簡単ですが、階段状の所は込み入っています。切ってから貼るのでなく、貼ってから切ります。その方が、仕上がりもきれいです。写真はカッターで切り離しているところです。側と背と底の4面は画用紙で貼ります。このひな壇はひっくり返しても同じサイズですから、仕上がりのよい方を上に持ってきます。
 
さて、一番美しく仕上げたいのがこの階段です。ここだけ、17cm幅の赤のつや紙を用います。柔らかいので折り目をつけておく必要はありません。むずかしいのはのり付けです。左右に1cmずつ出ていますから、目印がありません。一番下まで1cmは確保しなければなりません。一段ずつボンドをつけて貼っていきます。強力ですから、曲がっても修正できません。のりをつけた後、何度も指で押さえますと汚れます。それで30cmものさしで押さえます。右は、小道具をとりつけた状態です。
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