竹炭  竹炭の様子 ■ その9

左・炭焼き前

右・炭焼き後

同じ竹なのに、焼いた後はご覧の通り、容積がかなり減少しています。きっと重さは半分以下ではないでしょうか。右写真の下に空気穴があったため、完全燃焼して灰になっています。
27cmの長さの竹も、炭になれば20cm程度に縮んでしまいます。次回炭焼きをするときは、重さを計っておくつもりです。

左・合格の炭

右・一部が竹

左の写真は、よくできたと思われる炭です。両端もきれいに焼け、折れてもいません。白っぽく見えるのは、竹の皮(表面)と思います。これは、ていねいにすれば、取ることができます。
右の写真は、火が十分届かず、竹のままの状態を示しています。オイル缶の底の部分に、いつもこのような状態が起きます。一番下には竹をしいていたわけですが、竹の代わりに木炭をしけばいいのかなと思っていますが。つまりオイル缶の中は、上部ほど温度が高かったことになります。

左・燃えすぎ

右・竹炭の量

左の写真は、燃えすぎてしまった竹炭です。下半分は立派な炭ですが、上の方は灰になってしまったようです。小さなオイル缶を用いた窯ですから、上と下・穴との距離などいろんな条件が重なってしまいます。竹炭はのこぎりできれいに切れますので、端を切り落として使用すればいいです。
右の写真は、オイル缶から取り出した竹炭全体です。きれいによくできた竹炭だけを利用しましょう。缶に入れた竹の三分の二が完成していれば、よくできたと思えばいいのです。何事も挑戦です。