竹炭  おもしろい実験1 ■ その10

オイル缶で竹炭を作るときに、一つの実験をしました。それは松かさを炭にしてしまおうというものです。そのままでは燃え尽きるおそれがありますので、ジュースの空き缶に入れておきます。アルミ缶のふたを缶きりで開け、小さめの松かさを数個入れます。そしてふたをしますが、オイル缶に入れるときは逆さまにして入れます。

 

きれいな松かさの炭が完成しました。学校の竹林から孟宗竹を切り出し、受け皿にしました。この実験で分かったことは二つあります。一つはこの炭はこわれやすく、乱暴に扱えません。もう一つは、松かさが閉じていても、熱を与えると開いた状態になるということです。オイル缶の深さは30cmですから、お茶の缶などを利用すればもう少し大きな別の物を入れて実験できそうです。