たき込みごはん ■ 七輪で楽しく遊ぼう

時間的にも精神的にも、余裕を感じる夏休みです。部屋の整理をしていたら、山北小学校のもち米が10kgほど見つかりました。女房が「古いから捨てよう」と言いましたが、不景気の世の中にあってもったいないことです。失敗覚悟で、たき込みごはんを作ることにしました。平成15年8月14日のことです。二日連続の実験になりました。

 

この日も雨が降っていましたので、軒下での準備です。まずは、七輪に炭火を起こしました。ダッチオーブンを台所に運び、食材の調理です。さて、食材は次の通りです。もち米五合、ニンジン一本、シイタケ六個、鶏肉1パック。さらに市販されているたき込みご飯の元も1袋使用しました。水加減も適当にやって、食材に塩と醤油を加えて完了です。
七輪の火力も上がりましたので、ダッチオーブンを乗せて終わりです。ガス火に比べて火力は弱いわけですから、出来上がるまでには時間がかかります。

 

10時半に火にかけ、部屋の片付けをしながら待つこと50分。部屋の中までおいしい香りがするではありませんか。思わずふたを取れば、もう食べれそうです。ご飯が私にささやきます。「先生、あわてちゃいかん。七輪から下ろして蒸してはいよ。」 「わかった、もうちょっと待つね。」 5分ほど蒸らして、部屋に運びました。もうじき12時です。早めの昼食です。

お気に入りの茶碗に盛り、早速試食会が始まりました。味もよく、責任もあるのでお代わりしたほどです。この日も息子の友人が遊びに来ていましたので、残りはすべて食べてくれました。捨てるはずのもち米が利用でき、次は赤飯に挑戦です。