タングラム・B

     
 
遊び方
タングラムAとおなじように、正方形から切り出された7片をすべて使って、指定された形をつくる遊びです。動物・人・植物・道具・幾何学模様などその形はさまざまです。タングラムは一人遊びの要素が強く、いつでもどこでも楽しめる良さがあります。しかも作りやすいという手軽さもあります。算数と数学でも取り扱うことがあります。それは面積を変えずに変形できるからです。
作り方
右の図のように製図します。基本は、正方形の辺の中点と対角線にあります。厚紙・段ボール・ゴム板・発泡スチロール・版木・合板となんでも作成可能です。一辺を9cmで厚さ3mmにしておきますと、フロッピーケースにちょうど入ります。お友達に、子どもにプレゼントするのに手軽です。
パズルの歴史
いくつかに分割・切断された片を全部使って、指定された形を作るパズルを総称して、タングラムといいます。ここで紹介しているのは、日本で流行した「清少納言知恵の板」と呼ばれる物です。中国のものと比較すると、三角形の大きさが異なり、台形が追加されていることです。このパズルのことは、1742年に出版された本に載っているということです。(出典 高木茂男著「Play Puzzle」 平凡社)
 
タングラム・C