タングラム・E

   
 
遊び方
正方形や長方形から分割されたタングラムは、固いイメージがありますが、卵形から作られたタングラムの造形は、柔らかい雰囲気があります。厚紙で作って楽しんでください。9片に分割しますので、少し大き目に作った方が扱いやすいでしょう。
作り方
円を組合わせた形です。まずABを直径として大きな円を描きます。ABの垂線を右に延長しておき、点AとBからGを通る二本の直線も引いておきます。AB=AF=BE。次に点Bを中心としてBAを半径とする弧AEを引きます。同様に点Aを中心としてABを半径とする弧BFを引きます。

次にGを中心とした弧EDFを描きます。そして、この円と同じ半径の円を点Cに接するように引きます。このとき線分ABと点IとJで交わりますが、その点とHを結びます。このとき∠IHJは90度になります。右の図で点線は補助線になります。

 
パズルの歴史
いくつかに分割・切断された片を全部使って、指定された形を作るパズルを総称して、タングラムといいます。このパズルは、卵のパズルの名で紹介してあります。作る図はすべてニワトリの形です。卵から鳥を作ることになります。(出典 東京図書出版の「100%楽しめる手づくりパズル」・芦ヶ原伸之訳)
 
タングラム・F