数寄屋丸 〜 すきやまる

頬当御門から行けば、天守閣の手前(南西)になります。それほど広い場所ではありませんが、ここでは「肥後朝顔展」が行われます。また、この建物の一階は、熊本城の管理事務所になっています。そして、二階が大広間になっています。

数寄屋丸の広場に井戸があります。熊本城には120の井戸があるということですが、数えたことはありません。観光客はここへは来ません。なぜなら、目の前に雄大な天守閣が現れるからです。

地図石
飯田丸から天守閣に向かえば、広く長い石段になります。石段の左に畳2枚ほどの石のじゅうたんがあります。これを地図石と言います。これも熊本城の謎の一つになりますが、全国の諸大名の禄高を表したものとか、あるいは配地図を示したものだとか説があります。また、単なる石積みにすぎないという説もあります。これを元にパズルを作ろうかとも考えましたが、石の数が多くあきらめました。