宇 土 櫓 〜 うとやぐら

宇土櫓です。小西行長が築いた宇土城の天守閣を、加藤清正が熊本城に移築したと伝えられています。三層五階で地階を備え、最上階は桃山初期の様式を残しています。越前の丸岡城天守閣に次ぐ古いものになります。国指定重要文化財になっています。外観の特徴は、直線的な屋根です。

一番上の写真は、加藤神社の前から撮影したものです。これは、天守閣前から撮影したものです。中は見学できますが、古い建物のため数人ずつしかはいることはできません。まさに江戸時代の建物といった感じがします。ぜひ見学してください。

銃眼をお見せします。右下の写真です。これは塀の一部をくりぬいた穴のようなものです。横20cmくらいで縦30cmでしょうか。ここから銃をかまえたと思います。この銃眼はいたるところにありますが、長塀にはありません。