宇土櫓内部

さすがに歴史を感じます。小西行長の時代ですから、16世紀の終わりごろの建物になります。全体的に暗く感じますが、照明も控えめですし、板も黒ずんでいるからでしょう。国指定重要文化財です。10畳くらいの部屋が横につながり、機能的です。

ここは最上階になります。床板は一枚ごとに広く大きく、現代とはずいぶん異なります。一の天守と二の天守をつなぐ廊下は結構広くて、天井も高いです。外から眺めるよりも、中は広いと思いました。宇土櫓に関する資料(縮小模型・屋根模型)が展示してありました。

勾配が急な階段です。手すりがなければ、後ろ向きにおりたことでしょう。