学校の緑化活動   種まきと発芽・春 

種まき用の土、そしてケースは準備できましたか。いよいよ楽しい種まきです。春の種まきは、サクラの咲く頃からぼちぼちはじめます。私の場合、前年に採取した種も使用しています。

平成19年4月の種まきは、メランポジューム・センニチコウ・ヒマワリ・サルビアです。この他に昨年の種が残っていましたので、ツルナシインゲンも試しにまいてみました。
メランポジュームとセンニチコウは、自分で採取した種です。メランポジュームの種は、自宅の庭から集めました。よく観察していないと、すぐに地面に落ちます。一週間かけて少しずつ集めなければなりません。

センニチコウ
メランポジューム

ヒマワリ
自宅の庭

サルビア
ハウスを利用

 

種をまくときの注意は、種の上に土をかけるときです。私は土ふるいを利用して、小さな土だけをかけました。網は三種類あります。また、数種類の種をまくと名前がわからなくなるので、プラスチックの名札を使いました。サインペンで書くと一回きりですが、鉛筆で書くと何度も使用できます。一番右の写真は、ハウス内の様子です。インゲンとサルビアは、ハウスでの種まきです。

土ふるい ネームプレート ハウス内

 

下のメモは、発芽の様子です。種まきをすると、発芽が気になります。2,3日で発芽すればいいのですが、そうはいきません。気長に待つことも必要です。日当たりのよい場所に移動して、土が乾燥したら水かけを続けます。種まきをした期日と発芽がそろった期日を記録しました。発芽までには、1〜2週間かかるようです。

メランポジューム・・ 種まきは平成19年3月28日   発芽は平成19年4月13日
センニチコウ・・・・・ 種まきは平成19年4月 2日   発芽は平成19年4月16日
サルビア・・・・・・・・ 種まきは平成19年4月 2日   発芽は平成19年4月16日
ヒマワリ・・・・・・・・・ 種まきは平成19年4月14日       発芽は平成19年4月22日
ヒャクニチソウ・・・・ 種まきは平成19年4月20日
       発芽は平成19年4月28日
アサガオ・・・・・・・・ 種まきは平成19年4月20日

インゲン

メランポジューム

発芽の条件は水と温度ですから、土にお金をかけるよりも、種まきの時期を配慮すべきです。春まきと秋まきの二種類がありますが、これは植物の原産地による違いです。「千駄の肥えより一時のまき時」という諺を聞いたことがあります。この意味は、たくさんの肥料をやることよりも、種まきの時期が大切であるということです。