学校の緑化活動   種まきのケース 

種まきの土は準備できましたか。学校の種まきでは、一輪車に二杯くらいは必要かもしれません。春の種まきの目安は、サクラの花が咲く頃がいいようです。慌てる必要はありません。

種まきをするケースは、育苗箱が安価で手に入りやすいです。園芸店に行けば、他にも便利な物があります。大量に苗を作る場合は、育苗箱が簡単です。園芸店では、青と黒の二種類があります。花の種が発芽したのを発見すると、とても嬉しいものです。花の種は大変細かいので、土をかけすぎると発芽しなかったり、発芽の時期がそろわないようです。

 サイズも数種類あります。

ところで、育苗箱がない場合は、代用品があります。それは、ビニポットケースに新聞紙やネットを敷いて、土を入れれば利用できます。新聞紙には数ヶ所穴をあけて、水はけができるようにしておきます。あるいは、発泡スチロールの魚箱も代用できます。いざとなれば、プランター植木鉢に種まきをします。

    

連結ポットというのもあります。これは農家が使用するもので、大量の苗を育てるのに向いています。大きさも穴の数もさまざまで、土が入れやすく移植するのに便利です。ただし、穴が小さいものは、発芽してから移植するまでの期間は短くなります。写真の左の物は、6×12の72個の穴になります。右の写真は、5×5の25穴のケースです。厚みがなく薄いので、持ち運びには注意が必要です。

     

アサガオやヒマワリなど大きな種は、黒のビニポットに種まきすればいいでしょう。大きさはいくつかありますが、直径9cmのものが一般的です。ケースには4×7の28個が入ります。花の苗を購入したときは、このビニポットを保管しておけば後で再利用できます。育苗箱で発芽した小さな苗を移植するときも、このビニポットが活躍します。