学校の緑化活動   移植用の土作り 

 

さて、花の種は発芽しましたか。移植作業は、双葉のときよりも本葉が育ってからが良いでしょう。適当な大きさでないと、苗が扱いにくいからです。4月末になり、注文した土が届きました。2トントラック一台分の黒土を注文したところ、畑の土が届きました。この土ならば、そのまま移植しても良いかもしれません。

      

移植用の土の条件は、ある程度肥料を含まなければなりません。その理由は、ビニポットに移植して花壇やプランターに定植するまで、1〜2ヶ月間の育成期間があるからです。ビニポットの下穴から根が見えるころが、定植の時期と考えています。

 

牛ふん堆肥       化成肥料

畑土に混ぜたのは、牛ふん堆肥と化成肥料です。一輪車に土を乗せ、牛ふん堆肥をたっぷり混ぜます。化成肥料は少しでいいと思います。最初から化成肥料をたくさん入れると、弱い苗が肥料負けをする恐れがあります。化成肥料は、移植後に根付いたのを確認して追加したほうが無難です。

上の写真は、一輪車を使っての土作りです。土と肥料を混ぜながら、石や草を取り除きます。この移植用の土は、早めに使います。雨が降ると一輪車に水が溜まり、使えなくなるからです。天気予報が雨の場合、ビニールシートをかけましょう。

4月の主な作業 → 種まき  5月の主な作業 → 苗のビニポット移植  6月 → 花壇への定植