花と笑顔● 春を待つ花壇作り 花と笑顔

9月中旬にまいたキンセンカの種が、移植したビニポットの中で大きく育ちました。40ケースほどあるでしょうか。花壇では初夏に定植したセンニチコウとヒャクニチソウが、終わりを告げました。この記録は、平成15年11月に行った花壇の作業です。もちろん私だけでなく、生徒や先生方も手伝ってくれました。は移植前の育苗箱です。これをビニポットに移します。
今回の花壇作業で大きく変わったのは、花壇の中に植えてあったドウダンツツジ40本ほどを移動させたことです。ツツジは別の場所に定植しました。さらに花壇の土をふるいにかけ、小石を取り除きました。一輪車で10台分以上の石が取り除かれ、花壇は見違えるようになりました。
は花壇を耕しているところです。珍しいので、皆さんやりたがります。

100mのプロムナードも含め、本校は花壇がたくさんあります。花苗の数は、4000から5000株は必要です。キンセンカ40ケース程度では不足します。学校の予算やPTAの予算を利用して、パンジーとビオラ、ナデシコの苗を購入してもらいました。花壇作りの手順は次のようになります。花株の処理をする→肥料と牛糞をまく→耕運機で耕す→土をふるいにかける→土をならす→花を植える。は苗を定植している私です。息子のジャンバーを着ています。は教頭先生のツツジ移植の様子です。
最初簡単に考えていましたが、一週間で終る作業ではありませんし、一人でできるわけでもありません。このとき、教頭先生と主事の先生の二人が活躍しました。教頭先生はツツジの移植に励みました。主事の先生は、耕しとふるいかけです。花株処理をしてくれた三年生にも感謝しています。

中心となる花壇の場所は、職員室前と会議室前です。このほかにもプロムナードと中庭があります。花と笑顔がテーマですから、花壇は美しくなければなりません。現在植えている花壇の花は、早春に咲く花です。卒業式と入学式に、生徒が歩く通路周辺は、花一杯になるでしょう。幸いなことに、本校では花にいたずらをする生徒がいません。は定植が完了した会議室前の花壇です。はキンセンカで一杯の中庭です。
ところで一年草の花は、春と秋の年二回作業を計画的にしなければなりません。特に種まきは、花の時期を考える必要があります。なぜなら、夏休みと冬休みの管理が大変だからです。花苗を定植してしまった11月26日の翌日、恵みの雨がふりました。
今回の作業で私が行ったのは、種まきと苗の定植です。花苗を植えながら、春の様子を想像しました。地域の方や保護者の方もきっと喜んでくれると思います。