学校記録08月号 

平成15年4月、井芹中学校に赴任しました。そこで新しい学校での記録を作成しました。平成15年度からの記録を残すことで、備忘録として次年度も活用できます。内容は、作業の記録が中心です。

これまで文章は敬体で書いていましたが、入力が早いように常体としました。

01日(金) トラックで出張先の市庁舎へ行く。緑化コンクールの表彰式と講演会あり。午後は学校へ行き、糸のこで板を10枚程切る。板の形は、ヒマワリ・野菜・果物などである。トールペイントを作り、学校を飾ることにする。

02日() 何故か3時に起床。パソコンでの仕事に熱中する。退屈したので畑に出かけ、秋ナスを取るために枝の剪定をする。草取りも1時間ほどがんばった。さて、本校で「熊本市PTAソフトバレー大会」が午後1時から開催されるので、学校へ行く。北部地区の保護者と先生が集合。井芹チームは初戦敗退であった。練習は十分したのに、残念である。

03日() 午前中の4時間は、畑での作業をする。畑を耕したり、草を取ったりして汗だくになる。この作業で、2kgやせる。午後突然の来客あり。私のホームページを見た他校の先生が二人、トールペイントの見学に来る。自宅にあった作品を見せたが、参考になったかどうかはわからない。

04日(月) 出勤後直ちに、中庭の水かけをする。その後先日の板に色を塗る。もう少しだとは思ったが、中断して会議のために外出する。

05日(火) 昨日の続きで、板に色を塗る。トールペイントはほとんど完成した。午後2時に突然雨が降り出し、帰宅前の水かけをする必要がなくなった。一安心。なぜなら水かけで2時間はかかってしまうから。

06日(水) 今日は、県中学校長研究協議会の日である。市民会館へ早めに行き、設営等の手伝いをする。研究会終了後は帰宅して畑へ。草取りを1時間する。キュウリ7本の収穫。

07日(木) 人間は健康管理が大事である。人間ドックのため、済生会検診センターへ朝食抜きで行く。一日センターで過ごすが、退屈であった。帰宅途中、針金やニスなどを購入する。台風接近のため、庭と駐車場の荷物を片付ける。夜は校区補導のため学校へ行ったものの、台風接近のために中止とする。

08日(金) 人間ドック二日目である。胃の透視は異常がなかったので、安心した。センターでは、結果を元にした詳しい指導があり、食生活について考えさせられた。

09日( 朝から畑に行き、ピーマンの収穫をする。畑の近くで住宅の建築があっていて、大工さんと話をする。端材をたくさんもらって帰る。この板を利用して、花の名札を作成したい。10時にグランメッセへ出かける。フリマーで帽子とウエストポーチを購入する。本当に欲しかったのは時計だが、いい物はなかった。

10日() 久しぶりにバイクに乗って、石橋見学を兼ねて津奈木町へ出かける。高速は利用せず、国道3号線を南下する。津奈木町では、目的の石橋四ヶ所を見学する。往復180kmの道のりであった。

11日 学校のために作った木工品を飾りたくて、早めの出勤である。玄関前のフェンスに、10個の作品を針金で下げた。写真記録を撮り、次の予定に移る。午前中2時間、校庭の草取りをする。調理場の入口も刈り払い機で除草する。途中荒尾から友人がたずねてくる。友人が帰ったあとは、再び運動場の草取り。今日は延べ4時間の除草作業であった。

12日(火) 出勤。トールペイントのネコ二つを完成させる。服務関係の書類を作る。

13日(水) 畑へ行き、除草作業。なぜか畑に来ると、心が休まる。大工さんから貰った杉板40枚を、バーナーで焼く。杭を取り付け、ペンキで花の名前を記入する。学校の花壇で使う物である。午後は花岡山に墓参り。母が亡くなってすでに2年が経過した。ダッチオーブンを利用して、鶏肉を焼く。ジャガ・タマネギも入れたが、40分で調理終了。

14日(木) 起床は午前3時であった。ホームページを作成したり、机上の整理をする。二階の図書の整理をする。いたる所に山北小学校の荷物が散乱している。転勤して4ヶ月なるのに、まだほったらかしの状態である。昨日に引き続き、ダッチオーブンで炊き込みご飯に挑戦する。車を半分だけ洗う。

15日(金) 学校へ行き、椅子や花の名札を下ろす。自宅に戻り、階段下の倉庫を片付ける。古い図書が多いが、もったいないのでそのままになっていた。今月末に挙式する夫婦が、挨拶に来る。息子が描いた似顔絵と畑で採れたピーマンを渡す。披露宴での祝辞を依頼されていたが、まだ考えていない。

16日( 午前2時の起床。なぜか早い時間に目が覚める。部屋の片付けを継続する。フードパルの大骨董市を見学。特に欲しい物はなかった。午後は宇土市へ墓参り。妻の両親が眠る墓地へ、姉夫婦と参る。約束のテーブルを貰い、トラックで帰宅。

17日() 家族旅行。

18日(月) 家族旅行。兄弟二人が久しぶりに再会し、夜遅くまでにぎわう。

19日(火) 全九州中学校長研究協議会に参加。長崎市。

20日(水) 全九州中学校長研究協議会の二日目。早めに終ったので、長崎市と諫早市の眼鏡橋を見学して帰る。

21日(木) 今日は職員会議・職員研修・職員作業と目白押しです。K先生と花壇に名札を立てたり、ビニポットと黒ケースの整理をする。4時から花の水かけ。夜は校区の補導である。20人近い保護者は4班に分かれ、補導にでかける。

22日(金) 朝から花の写真を撮る。ポーチュラカ・キンセンカ・センニチコウが学校の花壇で、見事に咲いている。合わせて3000株程度にはなるかと思うが、すべて種から育てたものである。ビニポットへの移植と花壇への定植は、保護者の協力が大きかった。皆様に感謝しているし、この花壇をぜひ見ていただきたいものである。トラックにポリタンクを積み、花壇の水かけを行う。
部活動指導者講習会(野球)が本校で開催された。参加者の中に、教え子や同勤だった先生がいてなつかしかった。平行して中庭の除草作業をする。午後は再び木工品作成に取り組む。

23日( 早く目覚めたので、お風呂に入る。その後洗濯や部屋の整理をする。6時半に畑へ出かけ、野菜の収穫や除草など二時間を過ごす。友人宅へ行き、野菜を届ける。ついでに肥料等の買い物をする。空家になっている母の家に行き、1時間ほど草取りをする。まるでお化け屋敷である。学校で切り抜いた板をみがき、着色剤で塗る。
午後は気になっていた倉庫の整理に挑戦する。二時間かけて片付け、不要な物を処分する。ゴミ袋5個にもなり、倉庫がすっきりする。5時になったので、JRを利用して宇土へ向かう。今日は「うと地蔵まつり」の日である。造り物や地蔵を見学。一番の目的は宇土コミュニティハウスに展示してある手作りの地蔵を見ることである。案内の方の詳しい話を聞き、私にも作れそうな気がした。

24日( フードパルのフリマーに出かける。目的の時計はあったが、高価な値段がつけてあったので、何も買わず帰宅。途中ホームセンターに立ち寄り、野菜の種や電動噴霧器を購入する。午後は近所の理容店へ行き、散髪。結婚式も近い。

25日(月) バイクで砥用町の石橋を訪問する。すでに100ヶ所以上は見たかもしれない。眼鏡橋の井竿橋と阿芹場橋を探し、写真に撮影する。教え子が近所に住んでいるということで電話をしようとしたら、圏外であった。携帯電話もここでは利用できない。ここは砥用町洞岳夏水。もう少し行けば、内大臣橋がある。近くの方にたずねて家を捜したら、本人は実家に帰っていた。仕方がないので、一路熊本市へ引き返す。ところが松橋と宇土を通過中に雨が降り、ずぶ濡れになってしまう。バイクの弱点は、雨と荷物と寒さである。

26日(火) 朝から雨が降っている。学校で花壇に水かけをする必要はない。まいチャレンジ(テスト)実施のため、70人ほどの生徒が登校してきた。自宅から持ち込んだ木工品(ひまわり・巣箱)に色を塗り、ほとんど完成した。書類作成などしていたら、矢部町の全く知らないM先生から電話があった。10年以上も前に発行した、数学教具の図書が欲しいという依頼であった。しかし、この本はすでにない。原稿を送付して、コピーしてもらうことにする。

27日(水) 学校で始業式の講話を考える。事務のO先生が刈り払い機で、中庭の除草をする。この草を集めてビニ袋にいれたら、12袋になった。完成したトールペイントを10個、正門近くのフェンスに下げる。今回は、ヒマワリと巣箱の形である。

28日(木) 熊本市の先生方を対象にした講演会が、市民会館で開催された。講師はNHKの方で、さすがと思うような内容であった。「プロジェクトX」のデスクの立場で、製作に関する裏話は興味深かった。学校での授業も、このように創意工夫してもらいたいものである。

29日(金) 水俣市での研修会に出席する。高速道路を八代市インターで下り、田浦町と芦北町の眼鏡橋五ヶ所を捜し、写真撮影をする。水俣市での県環境センターやリサイクルセンター等の見学があり、大変参考になった。家庭電化製品のリサイクル方法は、実際に工場を見学できて理解できた。講話も親切ていねいで、今後の活動に生かせるようだ。生徒に話す場合も、実際に見ていたほうが説得力がある。

30日( 水俣市での研修会二日目。特に予定は計画されていないので、温泉に入り帰宅する。途中、津奈木町の石橋を訪問する。自宅に到着したのは、お昼12時であった。早速写真の整理をする。夜は山北の仲間と懇親会があり、昔話に花がさいた。

31日( 夏休み最後の日である。今日は教え子のS君の結婚式である。お昼からの予定だが、祝辞を述べなければならない。楽しく明るく愉快な内容にしたのだが、出席者の反応が気になる。実際に話をすれば、それなりにできるものである。心をこめて話せば、練習の成果も発揮できるようだ。