花と笑顔の井芹中 井芹中学校だより
文責・福井 俊介
平成16年度
3 月号
今月の言葉
日本一の学校に
3月16日の夜、アトムの会がありました。このとき、参加者に一年前のプリントが配布されました。それには、「普通の学校になる」と記されていました。平成16年4月の就任式で、転入の先生方は口々に生徒へ言いました。「熊本一の学校にしよう。」 また別の会合で、私は出席者に言いました。「もう少しで日本一の学校になります」。そしてPTA会長の森さんは、私に話されました。「先生、日本一じゃありません。世界一ですよ。」 さて、世界一の学校にするためには、学校だけの努力では不可能です。保護者や地域の皆様、関係諸団体、PTAの皆様のご協力があってこそ、世界一の学校になります。平成17年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
多くの来賓の皆様方から、すばらしい卒業式でしたとお褒めの言葉をいただきました。確かに卒業証書を渡すときから、泣いている子もいたのです。原口くんの答辞のときには、女子生徒の多くは涙ぐんでいたのです。そのことが傍にいた来賓の方々の涙を誘ったようです。昨年同様、私も泣いてしまいました。歌も呼びかけもすばらしく、保護者の皆様にも満足していただけたと思います。三年の先生以外は門に立ち、警備にあたっていただきました。アトムの会の皆様にも早朝からお手伝いいただき、厚くお礼申し上げます。おかげさまで、感動あふれる卒業式となりました。森会長さんがおっしゃる世界一の学校へ、また一歩近付きました。写真は前日の予行とコサージュ作りです。
20日の日曜日、高森町草部(くさかべ)へ出かけました。昭和49年から三年間勤務した草部南部小学校が、学校統合のために廃校となるからです。閉校記念式典に参加する前に、小学校へ立ち寄りました。何もかもがそのままで、30年前にタイムスリップしたのです。すでに教え子は40歳。式典会場で、友人にも会いました。当時、青年団に入ってバレーをしていたときの仲間です。式典の中で、実行委員長が涙を流して挨拶をしていました。地域の方にとっても学校は心の拠り所ですから、寂しかったと思います。 二年生は天寿園の米満先生、機能病院の山本先生の講話を聞き、福祉について学びました。その体験活動として、数ヵ所の施設訪問をしました。興味がありましたので、私もみつぐ苑を訪問しました。理事長の先生にもご挨拶をして、しばらく生徒の活動を見学しました。お年寄りの方の前で、最初は合唱をしていました。やがて一つの班は、話相手をしたのです。祖父母と孫の会話といった感じで、生徒も慣れていったようです。一人だけ将棋の相手をした生徒がいたのですが、あっという間に完敗でした。窓拭きをしてくれた皆さん、ありがとう。
左の写真は3月2日にあった、総合ビジネス専門学校の卒業式です。着物姿の若い女性が多く、あたかも成人式のようでした。今年は就職内定率が高く、皆さん希望を持って卒業したようです。公立高校や専門学校、そして大学から入学してきた人も多く、人気が高いようです。右の写真は、卒業式に使用する看板です。以前のは古くなったということで、画家の桑原先生が新しく作ってくれました。生徒のために、先生方もがんばっています。
体力に自信がある本校職員は、教職員サッカー大会に出場しました。3月6日、出水中。第一試合は10:40から牛深中。次の第二試合は15:30から大津中。新しいスパイクを購入した私は、張り切って出場。しかし、体力切れですぐに交代。二試合とも負けたものの、大いに満足です。しかし、冷たい風が吹き、待ち時間の長い一日でした。ベンチから冷ややかな声が聞こえました。「校長を出場させたら、後半で負けた。」 差入れのブタ汁、美味しかったです。
何をしているのでしょうか。実はクヌギの枝に、シイタケの種駒を取り付けているのです。学校評議員の柴田さんから、クヌギをたくさんいただきました。一年後にたくさんシイタケを収穫して、学校給食に出荷する予定です?ホームページで検索して、シイタケ栽培の方法を知りました。15本の木に、400個の種駒を使用したのです。さて、シイタケが取れたらバーベキューで、それとも鍋がいいか。取れすぎたら干しシイタケ。
編集後記と雑談 緑の羽根募金が、18285円集まりました。このお金はいづれ本校へ還元され、鉢花や苗の代金として活用されます。羽根を購入してくれた生徒の皆さん、ありがとう。一方スマトラ沖地震の募金額は、18408円になりました。合わせてお礼申し上げます。 
愛犬チェリーは風邪もひかず、元気に散歩しています。散歩用のひもを自作するのですが、何本も食いちぎります。近距離用と遠距離用があり、夕方の散歩は10メートルのひもででかけます。犬の世話は、完全に私の係りです。先日の散歩(宴会の夜)は、深夜でした。 
福井農園は空き地の状態です。最近植えたのは、ジャガだけです。肥料をまき耕した状態ですから、いつでも種まきができます。ツルナシインゲンとエダマメがいいかなと考えています。葉物は収穫して配るのに、とても手がかかります。もう霜は降りないでしょうね。何とかソラマメとエンドウが育っています。収穫は5月。 
1年合唱コンクールが22日の午後、体育館で行われました。一年生の可愛い女の子から誘われましたが、大事な仕事と重なり、見学できませんでした。金賞は1年2組でした。1年生はこのほかに動物園での学習もあり、楽しい一日を過ごしたようです。