◆ 東陽村・笠松橋 

場所 笠松橋(かさまつばし)の所在地は、八代郡東陽村大字河俣です。熊本市から国道3号線を南下して宮原町へ行きます。宮原町から国道443号線を利用して、石橋で有名な東陽村へ向かいます。東陽村へ着きましたら、石橋公園前を直進し県道25号線を進みます。河俣までは道は広く快適です。河俣小学校から1kmほど先に笠松橋があります。道の右手に石橋があり、写真のようなかわいい目印があります。この県道は、球磨郡五木村に通じています。

単一アーチの形がすばらしいこの石橋は、明治2年(1869)に橋本勘五郎によって架けられたものです。橋の長さ22.7m、幅2.7m、径間14.2m、拱矢5mとなっています。この石橋は車の乗り入れはできないようになっています。東陽村指定文化財ですから、保存の意味もあるようです。橋本勘五郎46才の作品ですから、これまでの経験を生かしたことでしょう。徒歩では渡れましたので、川向こうの公園にも行きました。写真を撮影するために、公園の道から下りました。

笠松橋のたもとはきれいな公園に整備されています。平成11年度に整備されたもので、公園の段差はこの地域に多く見受けられる「だんだん畑」をイメージしたものです。笠松橋の名前の由来は、この近くに笠松があったということです。そのため公園には、一本の松の木が植えられています。公園には東屋にベンチ、望橋台、そしてトイレまでありました。

かさまつを ながめて休む バイクとめ