◆ 豊野町・丸林橋 

場所 丸林橋(まるばやしばし)の所在地は、下益城郡豊野町大字下郷です。三由橋よりも南に位置します。熊本市から向かうには国道3号線を南下して、松橋町へ入ります。さらに国道218号線を利用して豊野町へ進みますと、県道32号線(高架)と交わる場所へ来ます。さらに500mほど直進すると交差点がありますので、左折(南)します。豊野町役場や豊野中前を過ぎ、3kmほど町道を南下します。

この橋は、安政4年(1857)の12月7日に架けられました。現在も使用されていますが、鉄の手すりがつけられています。橋の長さは15m、橋の幅は2.3mです。橋を架けたのは、今村嘉左衛門です。
豊野町教育委員会設置の案内板を紹介します。黒のペンキが完全に剥げ落ち読めなかったので、紙に転記しました。

 

丸林橋  安政4年12月7日(1857年)に架けられた。「大工下郷大槻新十郎他一名 石工今村嘉左衛門外四名  渡り初めに老人夫婦、利作牛引き、左衛門馬引き甚八唄三」と古文書にある。アーチ式  
村重要文化財指定年月日 S56.11.20  豊野町教育委員会