◆ 津奈木町・新村眼鏡橋 

 

場所 津奈木町の新村眼鏡橋(しんむらめがねばし)の所在地は、熊本県津奈木町の岩城(いわき)です。八代市から国道3号線を南下して津奈木トンネルを過ぎると、やがて津奈木駅があります。駅前交差点の次の信号から右折します。橋を渡るとT字型の交差点に来ますから、左折します。川に沿って200mほど進んだ右手に、高台に向う道路があります。ここから上り坂を五分ほど山に向って歩きます。このとき、写真の白い標木が見えます。石橋は小さく、側に行かないとみえません。

 

この新村眼鏡橋は、津奈木町指定文化財です。なぜこんな所にと思うような小さな石橋です。浜眼鏡橋と同じように、丸太を渡しても橋ができる川幅です。橋の長さは1.7m、橋の幅は1.5mあります。この石橋を渡ると、住宅が一軒だけあります。それ以上は山になりますから、この家のために造られたものかもしれません。

 

この橋は輪石だけでできているような感じです。訪問したのは平成15年8月10日ですから、ご覧のように夏草が生い茂っています。手前のほうだけ草を取り、何とか撮影しました。夏休みは時間的に余裕がありますから訪問できますが、石仏も石橋も雑草がじゃまをします。