◆ 東陽村・蓼原橋 

場所 蓼原橋(たではらばし)の所在地は、八代郡東陽村大字河俣です。熊本市から国道3号線を南下して宮原町へ行きます。宮原町から国道443号線を利用して、石橋で有名な東陽村へ向かいます。東陽村へ着きましたら、石橋公園前を直進し県道25号線を進みます。河俣までは道は広く快適です。
ここ河俣地区には、石橋が多く架けられています。 河俣川に流れ込む支流(美生川)に架けられた石橋で、下流側から山口橋・鶴下村中橋・蓼原橋・美生橋と並んでいます。

 

この石橋は大正3年(1914年)に、石工・川野によって架けられた単一アーチの石橋です。橋の長さ20.1m、幅1.98m、径間11.2m、拱矢3.82mとなっています。この石橋は現在も使用されていますが、橋の上は近くの橋と同様、コンクリートで拡張されています。橋は村の生命線ですが、車に合わせて広げられたようです。

この蓼原橋の500mほど上流に、もう一つ美生橋という石橋があります。ここからは民家もなくなり、林の中に向かうという感じです。平成14年8月10日にやってきたのですが、ここで雨が降り始めました。たいしたことはないと思ったのですが、歩いているうちにずぶ濡れになってしまいました。熊本市の自宅からは50km離れていますし、しかもバイクです。仕方がないので、帰宅することにしました。雨の中のバイク走行は、とても危険を伴います。ヘルメットの視界は悪くなるし、路面は滑りやすくなります。特にマンホールの蓋や線路は、簡単にスリップします。250kgの車体が横転したら、とても一人では起こせません。泉村と東陽村を巡り、11ヶ所の石橋を見学できたので、満足はしています。

どうしよう バイク倒して 誰を呼ぶ