クスが見守る京陵中 京陵中学校だより
文責・福井 俊介
平成18年度
10月号
今月の言葉
早寝早起き朝ご飯
この「早寝早起き朝ご飯」のキャッチフレーズは、文部科学省が提唱しているものです。これを受けて、熊本県PTA連合会も運動の一つとして活動しています。児童生徒の夜更かしをする生活が、日常の学校生活にも悪影響を与えています。10月28日に市体育館において、熊本県PTA研究大会が開催されました。3000人の参加者があり、午前中の全体会では講演もありました。講師は、100マス計算で有名な陰山英男先生でした。多くの統計資料を示しながら、学力の向上を図るにはどうしたらよいかという話でした。この講演の中でも、早寝早起き朝ご飯の効果が説明されました。国際的な調査でも、家庭学習の時間が一番少ない国が日本とか。その分テレビを見る時間は多いそうです。
一年生の阿蘇教育キャンプは、楽しい思い出の三日間でした。大観峰登山、内牧温泉巡りなど活動は充実していました。生徒が協力する場面は、何といっても食事作りです。一日目のこげたご飯の味もよく、カレーライスと調和しました。テレビもありませんので、友人との食事も会話がはずんだようです。準備に慣れたのか二日目の夕食は4時になり、7組の一班にご馳走になりました。
キャンプ最大のイベントは、キャンプファイアーです。各学級の出し物も工夫されていましたが、怖い話が続きました。盛り上がったためでしょうか、1時間半は燃えると聞いていたまきが50分で燃え尽きてしまったのです。管理棟まで薪を取りに行って汗をかき、その直後にこまを回しました。ところで、キャンプ場の先生方から、京陵中の生活態度はすばらしかったとほめていただきました。
10月11日(水)の午後は、小中連携の日でした。高平台・壷川・池田・西里の各小学校から、児童280名ほどがやってきました。体育館での開校式のとき、挨拶代わりにちょんかけごまをしました。私のこまの演技を見て、全員入学するかなと考えていますが・・・。 熊本市中体連駅伝大会が、24日(火)にフードパルで開催されました。本校陸上部も練習の成果を発揮して、一周4kmのコースを走りました。条件の悪い場所で、これまで練習を継続してくれました。女子29位、男子10位。皆さんの健闘に、拍手を送ります。
19日(木)の午後、生徒会の役員改選がありました。写真は、体育館での立合い演説会の様子です。一人ずつの演説は短く感じたのですが、ディスカッションに時間をかけてありました。司会者の質問に答える候補者は、京陵中を更によくしたいと意欲十分です。数人の生徒が「熊本に京陵あり」と言ってくれたのが嬉しかったです。1.2年生の中にもリーダーがたくさん育っています。
大楠の会の活動として、今年もテニスボールの穴あけ作業をしていただきました。カッターナイフでボールに穴あけをするのですが、結構大変な作業のようです。池のネットも、皆さんのおかげで撤去していただきました。 校長先生との「ガーデニングの集い」は、14人の方が参加してくれました。お母さん方は育苗箱の小さな苗を、9cmのビニポットに移植しました。ケースを数えると24個ありましたので、600本の苗ができたことになります。パンジーも植えていただきました。
3年生のために、ちょんかけごま保存会の方六名がやってきました。皆さん有段者であり、指導する前に模範演技をしました。三年生がオーと歓声を上げるほど、その技術に見とれていたようです。 大きめのプランターにパンジーを植えて、3段飾りを設置しています。玄関前に24個、南門に18個、1年2組近くに9個置きました。頭の中には計画が山のようにありますが、土作りからしなければならず、いつになったら完成するか見通しが立ちません。
編集後記と雑談 ●来年19年度は、学校創立60周年を迎えます。昭和22年4月開校の中学校は、戦後発足した新制中学校です。もちろん熊本市には、いくつもあるようです。さて、60周年記念事業をすべく、PTAと職員で実行委員会が発足いたしました。何をするかという企画は、現在白紙です。話し合いの中で、少しずつ計画が進むと思います。 
福井農園は、収穫が盛んです。カライモ・サトイモ・秋ジャガと続きます。一方種まきに追われました。エンドウ・サヤエンドウ・ソラマメを欲張ってみました。5月連休は、収穫で忙しくなりそうです。 
14日(土)の10時から、本校体育館において青少年主張大会が行われました。京陵校区地域推進事業の一つで、小学生も地域の方も参加します。明るい町造りがテーマで、挨拶のことに話題が集中しました。一方で不審者のこともあって、小学生は悩んだようです。 
学校便り10月号は話題が多く、編集するのに苦労しました。紹介したい行事もたくさんあり、申し訳ない気持ちです。