クスが見守る京陵中 京陵中学校だより
文責・福井 俊介
平成18年度
1月号
今月の言葉
冬と春の意味は
保護者の皆様方、今年もよろしくお願いします。終業式では冬の意味を、始業式では春の意味を生徒に話しました。冬の語源は「殖ゆる(ふゆる)」と聞いたことがあります。何が増えるのかというと、木々の芽と花芽がすこしずつ増えていくそうです。冬は寒い・冷たいの印象が強いのですが、何か楽しい気持ちになります。春の語源は「張る」だそうです。木々のつぼみが張り、花が咲くということになります。一月になり冷え込みの厳しい日々が続きますが、すでに昇降口のウメは花が咲いています。皆さんと一緒に、明るい春を待ちましょう。
今年も本校の校庭で、どんどやがありました。壷川校区まちづくり実行委員会の主催で、地域の方がたくさん参加しました。1月8日の正午頃に点火されたやぐらは、1時間ほど燃え盛りました。私の場合もちではなく、カライモと握り飯をご馳走になりました。担当の方はお飾りを分解して、ビニールとプラスチックを外していました。環境に配慮していただきました。また消火の後に整地していただき、すっかりきれいになりました。
熊本市新人戦サッカー大会が、1月15日(日)に行われました。本校サッカー部が、ついに決勝戦進出です。西合志のルーテルサッカー場に駆けつけ、生徒に声をかけました。相手はルーテル中学校です。勝てば優勝の大切な試合ですから、生徒も必死に戦いました。前半は互角の試合でしたが、ついに点を取られて敗れました。負けたとはいえ、準優勝の誇りがあります。次は県大会。持てる力を存分に発揮してほしいです。
これは、20日(土)に開催された県中学新人バレーボール大会の様子です。教頭先生と一緒に声をふりしぼり、特注の団扇を持って応援しました。そのせいでしょうか、見事八代五中に勝ちました。大会の組合せ表を見たら、県下の117校が参加しています。勝ち進んでベスト8に入るのは、相当な努力がいります。第二試合は桜木中と対戦し、見事に勝ちました。二日目にはシード校・出水中と対戦しましたが、惜しくも敗れました。ベスト16に入りました。
熊本博物館の特別展示室において、冬休みの二日間「算数・数学おもしろランド」を開催しました。一番早く来てくれたのは、京陵中学校の生徒でした。内容は算数・数学に関連のある、教材やパズルの展示です。実際に手に触れて操作することができますので、引率者の大人も一生懸命取り組んでくれました。二日間の開催で、320名ほどの参加者がありました。10名ほどの先生が手伝ってくれましたが、全員ボランティア活動です。平成19年度も実施しますから、生徒の皆さんの参加を待っています。
皆様の正月は、いかがでしたか。私の場合、ときおり出勤しては作業をしました。木製プランターが増えたため、土作りに追われています。下の写真は、作業の様子です。体育館前、南門、昇降口に新しくプランターを設置しました。現在植えている花は、パンジーが中心です。花の中では最も花期が長く、6月まで咲いてくれます。最近落ち葉を利用して、ビニ袋の腐葉土作りを始めました。正門近くの落ち葉はクスとイチョウですから、腐葉土にはしません。中庭と特別棟周辺はカエデが多いので、生徒が集めた落ち葉に、土と油粕をいれて水をかけました。ビニ袋の腐葉土作りは、初めての経験です。さて結果はどうなるか。現在30袋熟成中。
土作り 体育館前 南門フェンス 南門昇降口 腐葉土作り
福井農園では、春の準備に入りました。空き地を耕して、土を柔らかくしています。管理機を購入して、すでに六年経過しました。エンジンもトラブル続きのため、今月修理に出しました。春一番の農作業は、ジャガイモの植え付けです。昨年同様、生徒と一緒に収穫できたらと思います。 久しぶりに孫の顔を見ました。一歳三ヶ月の孫は、現在13kg。抱えて散歩しますが、漬物石の雰囲気です。孫は少し歩きますが、目が離せません。これから言葉を覚えるかと思います。「熊本のパパ」と言わせるつもりです。
編集後記と雑談 ●テレビでは、夕張市の成人祭を何度も報道していました。募金の大半は残して、次の成人祭に使うとか。今年の熊本県の成人は、22253人。熊本市の成人は、7928人。熊本市には三分の一弱の児童生徒がいますが、これからも減少していくようです。 
愛犬チェリーは、毎日元気に散歩しています。冬休みは朝も夕も1時間歩くことがあったので、愛犬よりも飼い主が疲れました。最近は寒いため、マットやバスタオルを小屋の中に自分で入れてます。  
18日に3年生の全員集合の写真撮影がありました。私も並んでいたら、女子生徒が私の靴下を見て笑います。よく見たら靴下に穴があいてました。卒業アルバムを見て、もう一度笑うことでしょう。