クスが見守る京陵中 京陵中学校だより
文責・福井 俊介
平成18年度
2月号
今月の言葉
おさかなすきやね
昔の話題ですが、「おさかなすきやね」の記事を読んだことがあります。これは体内の血液をさらさらにする食べ物だそうです。→お茶、→魚、→海藻、→納豆、→酢の物、→きのこ、→野菜、→ねぎ ということです。私の場合健康診断があるたびに、中性脂肪やコレステロールを指摘されています。最近は大好きな肉を減らし、できるだけ魚を取るよう心がけています。若いときは考えもしなかったのですが、私も健康で長生きしたいと考えている一人です。
2月1日(木)の午後に開催されたのは、立志式です。講演の前に、私も参加してパネルディスカッションがありました。テーマは「何のために働くのか」と「大人になるために必要なこと」の二つでした。なかなか答えにくい問題で、2年生がしっかりしていた感じです。引き続き、PTA会長の工士さんから講話をしていただきました。演題は「野球から学んだこと」で、プロ野球選手のエピソードも出て、生徒も興味深く聞いていました。お話の内容は目標を必ず持つことで、進級を前にした二年生にとって有意義なものでした。お世話になりました。
一年生の合唱コンクールが、2月28日に行われました。クラスが団結して金賞を目指す努力が続き、各クラスとも精一杯の合唱を披露してくれました。お招きした審査員は、加茂先生も含めて三人。最優秀賞を獲得したのは、1年1組でした。すばらしい歌声を聴こうと、多くの保護者の方が来ました。インフルエンザの流行の中、1年生は頑張りました。
今年から「学校評価」の調査が、熊本市小中学校で始まりました。平成18年度は試行のため、生徒と保護者の調査人数は半分で実施しました。教職員数は全員になっています。この表は「子どもは楽しい学校生活を送っていますか」という問いに対しての回答です。4.3.2.1の4段階評価において、肯定意見は保護者・教職員で90%を超えています。生徒の回答は80%です。大半の生徒は、楽しい学校生活を送っていると思って安心しています。しかし、2割弱の生徒は悩みを抱えていて、気になるところです。
久しぶりにバイクにまたがり、県立劇場へ行きました。2月11日(日)に開催されたのは、本校吹奏楽部が出場する「第20回吹奏楽祭」です。教頭先生と仲良く座り、数校の演奏を聴きました。相変わらずの素晴らしい演奏で、聴衆を魅了したようです。井芹中の合唱部のときもそうでしたが、レベルが高いときは客席の雰囲気も違いますね。私語が完全になくなり、静まりかえります。外に出てある知り合いの先生にたずねたところ、かなり良かったということでした。
本校では昨年の11月に、学力向上の研究発表会をしました。その後県内はもちろん県外からも研修視察が続いています。視察の対応は、出崎先生がしています。本校の研究が教育図書に紹介してあったり、教育委員会の推薦もあるようです。ある先生は、「京陵に来てよかった」と感想を述べて帰られました。今後も視察が続くと思いますが、先生方の努力と生徒の良さを発信していきます。 新聞に掲載されましたが、2月5日(月)の早朝、落書き事件がありました。北門周辺に黒スプレーで英文字と図が描かれていたのです。交番への通報、委員会への報告はしましたが、迷惑な落書き事件でした。女子テニス部や三年の先生方が頑張り、何とか現状復帰しました。先日、本人と保護者が学校へ来て謝罪しました。
インフルエンザと風邪の流行で、本校の学校生活が乱れました。2月5日(月)から欠席者が急激に増え、その対応に追われました。校医の先生との相談や臨時の職員会議を毎日行い、学年閉鎖・遅延登校・早退・部活動中止などで生徒の健康に配慮しました。三年生は別棟のため、欠席者の増加はありませんでした。入試前でもあり、ホッとしたところです。保護者の皆様方は心配されたと思いますが、ご理解いただきお礼申し上げます。 3年生は、卒業式の練習が続いています。式で歌う曲の合唱はもちろん、構成詩の練習も続いています。以前の卒業式は20日でしたが、現在は10日になりました。入試等が続き、練習の時間はなかなか取れません。最後の晴れ舞台ですから、全員そろっての厳粛な卒業式を期待しています。卒業式の印象が京陵中の評判を高め、後輩の誇りとなることでしょう。
以前から気になっていたのが、幅1mの大きなコンクリートプランターです。梶原先生と坂梨先生の協力があり、正門に移動できました。11個の特大プランターの重さは、一つ50kg以上はあるようです。その後土入れ・パンジーの定植・水洗いと続き、最後に標語と人形を掲げました。今後も京陵中学校改革案の計画を推進しますから、応援よろしくお願いします。二月に入り、来校者から「学校が美しくなった」と誉めてもらうようになりました。
編集後記と雑談 ●春日小学校において、こまフェスティバルが開催されました。保存会から50人が参加して、小中学生の指導に当りました。私の係は、今年も写真記録でした。まだ模範演技に出演できませんが、綱渡りごまをしてみせました。 
愛犬チェリーは、元気に生活しています。私に似て何でも食べますから、ダイエットは無理なようです。 
福井農園では、種ジャガの植え付けが終了しました。草取りが嫌なので、マルチを張りました。15kgのジャガを植えるのに、何と半日もかかったのです。収穫は5月末。梅雨前に収穫したいものです。 
学校の中庭奥に、ビニールハウスがあります。先日鶏糞と籾殻を外に出して整地し、出入り口も修理しました。今年の花の種まきは、このハウスを利用します。現在の室温は、12度を保っています。発芽温度の22度を超えるようになったら、種まき開始です。学校に蝶が舞い、鳥がさえずる日が近づいています。