クスが見守る京陵中 京陵中学校だより
文責・福井 俊介
平成19年度
 1 月号
今月の言葉
春風和暢以人接
昔から自宅にあった一本の掛け軸に、漢詩らしきものが書いてあります。「春風和暢以人接 秋霜厳粛以己持」 父が購入したらしく、高価な物ではありません。春風のように温かく優しく、かつ和やかに人とは接しましょう。しかし一方では、秋霜のように厳しく自分自身を保たなければいけません。こんな意味でしょうか。三学期の始業式で、生徒にこの話をしました。私自身がこのようにありたいと思うのですが、日常生活では他人に厳しく、自分に甘い気がしています。一年前の記録を読むと、もっと作業をしていました。そろそろ温かくなりますので、外に出て身体を動かします。保護者の皆様、今年もよろしくお願いします。
1月は、部活動の新人戦が多い月でした。私が応援したのは、女子バスケット部(左)と女子バレー部でした。天明体育館で行われたバスケの試合は、リードされたまま一進一退の状態です。最後に逆転をして、55:50で勝ちました。見ていて疲れました。一方女子バレーの試合は、強豪津奈木中と対戦しました。惜しくも敗れましたが、市中体連大会では頑張ってください。
今月30日(水)に行われたのは、2年合唱コンクールでした。審査員の一人に高平台小の森先生をお招きしたので、生徒も喜んでくれたと思います。昨年はインフルエンザ流行のため、日程変更までしました。今年は予定通りの開催でした。 練習時間がもっと欲しいという声もありましたが、練習の成果を堂々と披露してくれました。リハーサルもあったので、流れは順調です。参観の保護者の方が多く、生徒も気合が入ったと思います。
1月の工作は、ほうき立てとスコップ掛けの二つです。中庭(京陵和みの広場)に農具倉庫がありますが、スコップが散乱していました。倉庫の外壁を利用して、二つの作品を左右に取り付けました。苦労したのはブロックの穴あけです。金具取り付けに1時間もかかりました。この他には、1年1組近くの水道にホース掛けも設置しました。
本校の先生方に、いらなくなった子ども用三輪車が欲しいとお願いしました。三輪車の後輪部分を利用して、外庭掃除用の手押し車を作ろうと考えています。45リットル袋が入るポリバケツを固定して、枯葉を集める手押し車になります。井芹中でも生徒が喜んで作業をしていました。ご家庭に不要になった三輪車がありましたら、私に譲ってください。
自慢の軽トラックに幌を取り付けました。これで雨の日も荷物が濡れず、移動するのも便利です。走ってみて気づきましたが、強風でユラユラします。また、左後方の視界が悪くなりました。車の運転は、以前より注意が必要になりました。購入した理由は、学校の作業や福井農園の作業に使うためです。簡易ベッドを入れれば、この中で昼寝もできそうです。
大晦日は、阿蘇のホテルに宿泊しました。阿蘇は私の初任の地ですから、懐かしい場所です。福岡に住む孫も、車でやってきました。天気予報が当たり、夜から雪になりました。突然の大雪で、孫だけ喜んでいました。早めに帰ろうと考え、元旦の昼前にホテルを出ました。しかし、帰るときは観光客の大渋滞になり、阿蘇市から立野まで2時間かかりました。温泉には入りましたが、疲れが残りました。
最近の学校生活は、工作中心になっています。自宅では、ピーナツの殻を使ったひな人形を作成しています。横17cm高さ22cmの大きさで、小物をたくさん取り付けた五段飾りです。一体作るのに、休日ならば一日費やします。二月末までは続けるつもりです。
学校では、理数大好き事業で作成したパズル教材(算数・数学おもしろランド)を作っています。40個の教材を1セットとして、ケースに収めています。事業は今年3月で終わりになりますが、せっかくの機会と思い、学校や施設に配布予定です。数学の授業で、あるいは保健室登校の生徒に利用して欲しいと期待しています。校長室がすでに工作室となり、木材であふれています。(右の写真)
編集後記と雑談 ●福井農園では、秋ジャガの収穫が終わりました。その他は作業の計画がなく、たまに様子を見る程度です。ソラマメとエンドウはすくすく育ってます。二月の作業は、ジャガの植え付けです。メークインが美味しいです。畝を作り、マルチを張ります。 愛犬チェリーは、美味しい臭いがすれば何でも食います。散歩のときは要注意です。先日は何かの骨を口にくわえたので、手で取ろうとしましたが、噛まれてしまいました。飼い主に似て、食い意地が張っています。 ●久しぶりに結婚式(先輩の息子)に招かれました。本校でドンドヤがあった14日(月)のことです。最近の結婚式は仲人を立てることもなく、人前式になりました。ですから、挨拶も短くて乾杯が早いです。3時に帰宅して、9時まで昼寝しました。