クスが見守る京陵中 京陵中学校だより
文責・福井 俊介
平成20年度
 11 月号
今月の言葉
変えられないもの
3年生の行事で、第一高校の白梅太鼓を招待しました。高校の先生のお話で知ったのは、太鼓の演奏は20分以上は無理ということでした。見ていて感動を覚えましたが、たしかに運動量もすごいようです。この演奏の前に校長先生のお話がありました。その中に、世の中には変えられるものと変えられないものがあるという内容です。現状に対して不平不満を言うのではなく、前向きに考えて生活していこうというお話です。進路を控えた3年生にとって、しっかり考えてくれたと思います。また、卒業生の山本さんの学校紹介も、DVを使って分かりやすいものでした。第一高校の先生方から、生徒の態度がとてもよいと誉めていただきました。
生徒会認証式が、13日(木)に体育館で開催されました。全校生徒の前で新役員と執行部が紹介され、3年生から2年生へのバトンタッチが行われたました。旧執行部の紹介もあり、前会長・妹尾勇気くんからお礼の言葉がありました。これまでも生徒会執行部の引継ぎと活動がうまくいっていますので、今回の2年生を中心とした新執行部の活躍を期待しています。新会長は、原聡一郎くんです。
熊本市で二つの弁論大会が開催されました。左の写真は16日(日)に学園大学で開催された、熊本市中学生弁論大会(ロータリークラブ主催)の様子です。本校からは2年生の角屋瑠璃子さんが参加しました。また右の写真は、子ども文化会館で開催された中生連弁論大会の様子です。こちらは3年生の杉田有梨さんが出場しました。二人ともよく練習を重ねて、頑張ってくれました。弁論を聞いて、夢のある話や将来の考えを知り、明るい気持ちが帰りました。
北署の方が見守る中、20日(木)の午後に防犯訓練が行われました。場所は1年3組廊下で、不審者が強引に教室へ入るという設定でした。3人の先生が格闘していましたが、やがて10人になり完全に押さえました。不審者役は益田先生でしたが、演技も上手でした。私の携帯にユッピーメールが登録されていますが、毎日不審者の情報が数件送信されます。子どもたちが被害に遭わないことを祈ります。北署の方から生徒へは、不審者への抵抗の仕方も教えていただきました。
手作りの数学教材「40個シリーズ」が、先日完成しました。早速市教育センターへ行き、プレゼントしました。これは二つ目になります。最初の作品は、子ども文化会館にあります。先日見に行きましたら、1階にコーナーが設置してありました。市教育センターでは、不登校の子どもたちが通っていますから、授業で使用してくれると思います。少しでも役に立てばと、自己満足しています。写真は、そのパズル教材です。40個を電動のこで切り、サンドペーパーで磨きました。
自慢の福井農園は、空き地が目立つようになりました。最近の寒さのために、草の生長は遅くなりました。インゲンマメの種を9月に蒔きました。このマメは5月蒔きですから、収穫できたときは嬉しかったですね。ダイコンの収穫と並行して、サトイモ・サツマイモ・ツクネイモの収穫をしています。エンドウがやっと発芽しました。近所の田んぼでは、農家の方がキャベツを植えています。城山小校区はキャベツ栽培で有名です。写真はインゲン収穫です。来年も挑戦します。
あいにくの雨で、京町台ソフトボール大会はビーチバレーとなりました。附属小学校の体育館で、8日(土)の午後行われました。先生とPTA合同チームでしたが、若さでは小学校に負けます。親睦が目的の大会ですから、怪我がないのが一番です。
また29日(土)には毎年恒例の教職員ソフトボール大会がありました。この試合には私が決めた特別ルールがあり、エースは福井、打順は年齢順というものです。対戦相手は東町中学校で、10対0で敗れました。試合前に修学旅行が近いから怪我をしないようにと伝えたのが原因のようです。2日後に脚が痛くなりました。若いときは翌日に痛くなったのですが。
少しずつ学校のプランターと花壇の手入れをしています。プランターの整備は終わり、花を定植しました。私の好きな花はパンジー。花の色が豊富で、花の期間も長いからです。正門・玄関・体育館周辺・3年棟入り口と続きます。次は花壇です。ホームセンターにはいつも出かけ、花の値段を調べています。正門から入り北門へ出るまで、必ず視線の中に花があるというのが夢ですが、なかなか思うようにはいきません。それでも汗を流す姿は大切だと考えています。12月2日の午後、耕運機を持ち込み耕しました。
編集後記と雑談 ●愛犬チェリーにマットを2枚買って、小屋の中に入れました。昼は口で引っ張り出し、ボロボロにかじっています。夜になるとまた小屋に入れ、自分でベッドメーキングをしています。なかなか器用な犬です。最近知ったのは、サツマイモを喜んで食べるということです。小さいのは城山小学校のウサギにやっていましたが、最近はチェリーのオヤツになります。 
人前で話す機会が多くなりました。先日のことですが、現旧校長園長懇談会なるものがありました。勇退した先輩の前で、15分間ほど現在の教育について報告をしました。何を話しても暗い話題しかありません。いかに味付けをして、楽しい話にするかがポイントです。終ってホッとしたら、ある先輩から「あたは吉本に行くとよか」と言われました。 
本校から分離新設校として、井芹中学校が開校しています。すでに20年の歳月。15日(土)に創立20周年記念の文化発表会があり、案内があったのでのぞいてきました。井芹中を去って3年、生徒は私のことを知りません。それでも立ち止まって、礼儀正しくあいさつをしてくれました。井芹中の保護者の方は、京陵中学校卒業の方が多いのです。