▼Ф▼ あげひばり ▼Ф▼

 

大振りで手前にこまを引き寄せる代わりに、ひもをかけたら上に放り上げる技です。専門家のこまの重さは380gありますから、力がいります。私もしたことがありますが、220gのこまです。さて、このこまのむずかしいのは、放り上げることよりも、ひもで受けることです。数メートルの高さから落ちてくるこまを、一瞬のうちにひもを芯にかけなければなりません。

 

この技を練習するときは、余り高くあげないことです。なぜなら、顔や頭に落ちる恐れがあるからです。また、安物のこまで練習しましょう。コンクリートの上なら、失敗したときこまに傷が付いたり、割れてしまいます。高級品のこまを受け損ない、傷が付いてしまうと、心も傷つきます。

二の丸公園での撮影です。会員の方にお願いして、あげひばりをしていただきました。平成16年2月15日。