▼Ф▼ 文化祭でこまの出し物 ▼Ф▼

今年も池田小・城西小・花園小三校区で合同の「ふれあい文化祭」の日がやってきました。平成16年11月20日(土)と21日(日)の二日間、熊本市花園市民センターで開催されました。今年は花園校区が担当で、準備委員会にも出席しました。この席で自治会長の柴田さんから、「校長先生、ちょんかけごまをしてください。」と依頼がありましたので、引き受けていたのです。練習しなければと思いつつ、結局はぶっつけ本番になりました。

ふれあい文化祭は、展示の部とステージの部があります。展示の部には私も出品し、トールペイント2点とピーナツ人形を展示していただきました。ステージの部の中心は、カラオケと日舞が中心でした。

私の前には、小学生から高校生までの意見発表が行われていました。いよいよ私の出番ということで、司会者のSさんと打ち合わせです。地域の方も校長先生がこま回しをするということで、私の演技を楽しみにしています。写真で見ると上手くできています。基本技の大振りをしています。技術的には相当に未熟なため、最初は昔遊んだ肥後こまの紹介やディアボロなどでごまかします。失敗も芸のうちですから、笑いを誘えば納得です。

私の場合、ステージの最後は「綱渡りコマ」をすることにしています。なぜかと言いますと、熊本県の人は、このコマを見たことがないからです。購入すれば高価なコマですから、手作りの綱渡りコマです。こまが綱渡りを始めますと、観客から「オーーーー」という声が上がります。この歓声がたまらないのです。最後は拍手喝采、雨あられ。あるお祖母ちゃんは、私を見る目が潤んでいるほどです。

ふれあい文化祭の二日目も行きました。本校の合唱部が出場するからです。待ち時間が長く退屈していましたが、本番では天使の歌声と評された得意ののどを披露しました。合唱部のモットーはコンクールの参加だけでなく、幅広く地域の方とも交流するというものです。田尻先生、ありがとう。

このふれあい文化祭を企画運営する方は、花園7丁目の柴田さんです。大変すばらしい方で地域の信望も厚く、昨年は井芹中のために一生懸命活動していただきました。広いイモ畑が本校にありますが、すべて柴田さんに管理していただいてます。今年もおいしいカライモが収穫できました。そのお礼の意味もあり、声がかかれば毎年参加したいと思います。