▼Ф▼ 肥後ちょんかけごま保存会 ▼Ф▼

熊本地方には、江戸時代から伝わる「ちょんかけごま」があります。このこまは投げごまでなく、空中ごまです。この技術を残し、次の世代に伝えようと、「肥後ちょんかけごま保存会」が組織されています。結成されたのは、昭和43年です。
このこまを操る技術は、熊本市指定無形文化財になっています。熊本市は民族文化財として、昭和50年2月26日に「肥後ちょんかけ」として指定しました。

保存会の会長は、中村泰司(なかむらたいし)さんです。数十名の会員とともに、ちょんかけごまの普及活動をしています。上の写真は熊本城の横、加藤神社です。この目の前が、笹園と呼ばれる広場になります。笹園において、定例会と練習が行われています。定例会の期日は、毎月第二日曜日の午後1時からとなっています。なお同好会は毎週土曜日、日曜日、祝日の午後1時から二の丸公園で練習が行われます。

定例会の日は、保存会のユニフォームを着て会員が集まります。まずはその月のイベントの打ち合わせや、新会員紹介があります。それが済めば練習ですから、興味のある方はのぞいてください。上の写真は定例会の様子です。

 

写真は、平成16年2月11日(水)の、二の丸公園での同好会の様子です。会員の方が珍しそうにのぞきに来た人に、一生懸命教えていました。私も仲間に入れてもらい、指導を受けました。この日は10人程の会員がいましたが、皆さんレベルの高い技を披露していました。ある方にお願いして、いろいろな技を撮影させてもらいました。いづれホームページで紹介したいと思います。