▼Ф▼ 出演用のこまセット ▼Ф▼

今年はこまの出演依頼が数回ありました。宴会にもこまを持っていくようになりました。熊本市花園市民センターでの三校区「ふれあい文化祭」にも出演しました。平成16年11月20日(土)と21日(日)の二日間です。そこで小屋の中で眠っていたプラスチックのかごを利用して、出演用のこまセットなるものを作りました。それまでは汚い手提げバッグに入れて運びましたが、片付けるのに時間がかかりました。

黒いかごは縦横30cm、高さ40cmです。まずは木製のふたを作りました。それが左手前に見えます。2mmの細木で枠を取り付けましたので、細かなこまはこの上で回せます。しかも、そのまんま椅子になるのです。右側の白い板も、このかごに乗るようになっています。この板は、綱渡りこまを回す台になります。我ながらよくできたと感心しています。かごの中には必要な物を入れていますが、何度か試して収納を工夫したのです。

この写真を説明します。左側から綱渡りこま・肥後ごま・ディアボロと棒・ギネスの不倒ごまです。この四つのこまの中で、ディアボロだけは回せません。動画のCDを購入しましたので、いくつかの技をマスターしなければなりません。

不倒ごまは最近作った物で、あざやかに色を塗りました。ギネスブックには1時間半近く回るこまが登録してありますが、私の自作したものは20分です。演技の一番最初に、ステージの後に置いて回します。そしていろいろなこまの実演をします。つまり不倒ごまが時計代わりになるのです。出演時間は10〜20分で十分です。

次に、左の写真を紹介します。県立伝統工芸会館で購入した、キーホルダーのこまが二つあります。ヒョウタンの横にあるこまは、どんぐり程度の大きさです。このこまもひもをかけて回せば、皆さんビックリします。しかし、体育館の後方にいる人は、全く見えません。中の二つは、起き上がりこまです。こまの中に重りがあり、回転しているうちに逆さになります。右のこまは金属の輪が付いていて、投げこまの仲間です。そして、最後のこまはちょんかけごまになります。6000円ですから、大切に使用しています。

出演用こまセットは、地域の文化祭、学校の文化発表会で活躍することでしょう。宴会のときは、ちょんかけごまだけを持っていきます。先日夜の会合で、こまを披露しました。大変喜んでいただき、来年ぜひとも学校の文化祭に出演してほしいと頼まれました。もちろん了解です。こま回しのボランティアをしますので、興味のある方はご連絡ください。