▼Ф▼ ひものかけなおし ▼Ф▼

このようにこまがひもの上にのり、回転するようになれば、次の段階に進みます。
ひもの上で回転しているこまがそのままであれば、かけなおしなどする必要はありません。しかし、こまは勝手に左回りをするのです。そのために、ひもがねじれてしまいます。そのねじれを防ぐために、かけなおしをしなければなりません。

 

こまの表が向こうを向いたとき(こまの芯はこちら側)、両手で握っているひもを同時に、上に引き上げます。高さは、顔あるいは首くらいまでです。
このとき左手のひもを離し、短く持ち替えます。そして、空中に浮いているこまの芯に、右手を使って上から下へひもをかけます。こまは下に落下しますから、それに合わせて、左手のひもをゆるめます。上の写真はかけなおす瞬間です。

 

ひもをかけなおしたのが、上の写真です。ところでこまは左回りをしていますから、自分の身体も少しずつ左に回していきます。常にこまの動き・左回りに身体を動かしていきます。

 

このかけなおしができなければ、いろんな技をすることができません。また、このかけなおしを連続することで、大振りや小振りの技になっていくのです。ここまでできるようになれば、上達も早くなります。