▼Ф▼ 山江村資料館のこま展示 ▼Ф▼

熊本県球磨郡山江村に、「山江村歴史民族資料館」があります。平成16年3月17日(水)の熊日新聞朝刊に、こま作りの記事が掲載されました。見出しは、錦町の東さん 山江村で初作品展となっていました。そこで、平成16年4月4日(日)の午前10時に自宅を出発し、高速道路を利用して山江村にでかけました。今回は車です。

資料館での展示の題は、「錦凧と球磨独楽」となっています。展示期間は、平成16年3月16日(火)から4月11日(日)まででした。元会社員の東正一さんは、二年前に「工房どんぐり」(球磨郡錦町西)を設立しました。球磨地方に伝わる球磨独楽を中心に、制作販売しています。

館内には多くのこまが展示され、凧とともに華やいだ雰囲気がありました。実際にこまで遊べる台も用意され、小学生が挑戦していました。紹介文によると、東さんは宮原工芸の宮原健雄氏に、こま作りを学んだとあります。こまの材料となるツバキ・サクラ・コヤスの木材見本もありました。観光土産用のこまはコヤスで作った物が多く、専門家用はツバキとなります。

私が初めて見たこまに、八間ごまと飲んべぇーごまがありました。八間ごまは松茸ごまとも呼ばれ、遠くに投げて飛ばすこまだそうです。飲んべぇーごまはさかずきの形をしていて、実際に球磨焼酎が飲めそうです。ちょんかけごまもありましたが、創意工夫されています。今後もいろんなアイディアを出して、新しいこまができるかもしれません。こまの色は4色で、赤は炎、黒は土、黄は太陽、緑は森となっています。
費用 〜 高速料金1950円×往復(熊本・人吉) ガソリン代4000円 お土産代1000円