▼Ф▼ 保育園児にこま演技 ▼Ф▼

保育園の先生に頼まれ、平成17年1月6日(木)に熊本市の横手保育園を訪問しました。今日は校長としてでなく、こま回しのオッサンとしてボランティアです。10時頃から30分間の、お楽しみ時間です。

二階のフロアーに園児が70人ほどいて、私の出番を待っていてくれました。まずは、園長先生からの紹介がありました。自己紹介のとき、「井芹のヨン様です。」と言いましたが、受けなかったようです。さすがは園児、二割くらいはよそを向いたり、後と話をしています。
こまだけでは退屈するので、「坂道を登る五円玉」、「鉛筆三本回し」、「鉢巻芸」の三つをしました。良い子の皆さんは、しっかり見ています。思ったことは口にしますから、「あっ、僕できる。」とか「それ知ってるよ」とか言います。しかし、その位で動揺していては修行が足りません。無視して続けるのです。ボランティアは、自己満足が重要です。

肥後ごまやキーホルダーのこまを回したり、ギネスブックの不倒ごま、ディアボロを回しました。そして、いよいよちょんかけごまを披露しました。この頃には汗びっしょりになり、時々失敗するのです。怪我をさせたらいかんという思いもあり、緊張しました。写真は「左手の指のせ」をしているところです。足くぐし・掌回し・背くぐしなどをしました。そろそろ園児も退屈しています。

演技の最後は、「つなわたりごま」になります。テーブルからこまが浮いた瞬間と、息を止めて見つめる?園児の写真です。私の姿勢は必殺仕掛け人のように見えますが、いつもこうなるのです。こまの出演は初めてではありませんが、今回嬉しかったのは、「もう一回やって!」というアンコールの声がかかったことです。気を良くして、再度挑戦。このこまは自作した物ですが、色を塗れば見栄えもよいでしょう。楽しい思い出を作り、横手保育園を後にしました。