全国のこまを紹介・2

鉄胴ごま

鉄胴ごまには、木に押し型が数個ついています。その数で二つ目・三つ目・六つ目とさまざまです。数が多くなるほどこまの形は大きくなります。木のこまに鉄の輪を付けて重くしています。右側のこまは、鉛の板を貼り改造したものです。しんも交換して、足長ごまにしました。しんが長いので、糸引きごまとしても利用できます。

源水ごま

こちらは、鉄の輪がついていません。軽くて扱いやすく、しかもカラフルです。

源水ごま

これが本当の「源水ごま」かなと思っています。木のこまに幅も厚さも1cmの鉄の輪がつけられています。かなり重く100g以上はあるようです。回す事はできますが、まだ扱えません。人がいるところでは遊べません。

逆立ちごま

出世ごまともいいます。このこまは回すと、やがて逆立ちして柄を下にして回転します。自分で起き上がり上向きになるので、出世ごまといいます。実はこのこまの中に、重りが埋め込まれています。こまは、重い方を上にして回転する性質があります。木の球と木の棒と、そして魚釣り用の鉛を使って作ることもできます。

鉛筆回し

これは授業中に生徒にしてみせた芸です。こまではありませんが、机の上で鉛筆が回転すると大変喜んでくれました。消しゴムの付いてない鉛筆を三本準備します。写真の上と下の二本は先を削ったものです。この二本の鉛筆で一本の鉛筆をはさみます。手に持った鉛筆は、バランスがとれるように少し後ろ側を押さえます。あとは回転方向に少し倒してはずみをつけます。これで回ります。数分でできるようになります。

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