H 数を用いて遊ぶ 

平成17年12月24日(土)と25日(日)に、熊本県民交流館パレアにおいて、「算数・数学おもしろランド」(数学の祭典)を実施しました。その内容をご紹介します。

このページは、同じ数を使って遊ぶものです。発展した遊びも紹介してありましたが、複雑になるので省略しました。

9−1 数を用いて遊ぶ・3を4個

数字の3を四個並べ、その間に+・−・×・÷の計算記号を置いて、0から9までの式を作るものです。計算記号のほかに( )を使うことも可能です。例えば、3+3−3−3=0,(3+3)÷(3+3)=1という具合に並べていきます。この場合、答えは一つだけではなく、複数の答えになる場合もあります。3を2個使って、33とすることも可能です。
出典 
社会思想社 「遊びの数学」 ペレマリン著 藤川健治訳

9−2 数を用いて遊ぶ・4を4個

数字の4を四個並べ、その間に+・−・×・÷の計算記号を置いて、0から9までの式を作るものです。先ほどの遊びとほとんど同じになります。計算記号のほかに( )を使うことや、4を2個使って、44とすることも可能です。小中学生が対象ですから、分数形や√は使いません。
出典 
社会思想社 「遊びの数学」 ペレマリン著 藤川健治訳
出典 平凡社 「Play Puzzle」 高木茂男

数字の板を用いて遊ぶ方法

写真のように、数と記号の円板を準備しました。答えは板に書いていますから、その通りになるように並べます。苦労して作った割には、人気がなかったようです。工夫したのですが、残念です。

プリントも準備しました。

この問題に関しては、プリント(B5サイズ)でも準備したのです。中学生になれば、鉛筆で解いたほうが早いかもしれません。おもしろランドを開催したとき、年配の女性がすべての問題を持ち帰ったのが印象に残りました。