O 錯視の問題 

平成17年12月24日(土)と25日(日)に、熊本県民交流館パレアにおいて、「算数・数学おもしろランド」(数学の祭典)を実施しました。その内容をご紹介します。

今回の錯視の問題は、問題というよりも資料提供になります。どちらもホームページから印刷しました。作成者の方の説明書きに、研究と教育であれば自由に利用してよいとありました。この場を借りてお礼申し上げます。
錯視の問題は幅広く、教科書に載っているものもあれば、だまし絵・かくし絵のものもあります。また、ありえない図形なども参考図書に紹介してありました。

16−1 錯視の問題・その1

私たちが子どものころに知った、なつかしい錯視の問題です。幾何学的なものが多く、図形の大小関係・位置関係にひずみを感じるようになっています。例えば、実際は直線なのに折れ曲がっていたり、長さは等しいのに、片方が長く感じるといったものがあります。

16−2 錯視の問題・その2

現代的な錯視のホームページが、いくつかありました。カラーになっていますから、大変美しいと感じました。なるほどと思う反面、説明通りに感じないものもありました。広用紙に貼っているとき、見つめたために頭がフラフラしたのを覚えています。お互い注意しましょう。

この錯視の問題を扱った図書がありましたので、一冊購入しました。著者は間宮研二氏で、「ふしぎ絵パズル大百科」(ジャイブ株式会社発行)というものです。幅広い視点で錯視・錯覚について書かれています。安価な図書ですから、皆様にもおすすめします。