くまモン工芸品募集に応募 

平成23年2月2日(水)の昼休みのことです。市教育センターを出て、ぶらりと県伝統工芸館に行きました。玄関を入って何気なく見たポスターが、私の目に飛び込んできました。くまモンの工芸品 大募集   ・・・   なんと最優秀賞1点は賞金10万円ではありませんか。年金暮らしの私にとっては、またとないチャンスです。さっそく事務室をノックして、若くて優しい女性から応募用紙をいただきました。このとき、くまモンのいろんな図案を二枚いただきました。
この企画は、熊本県伝統工芸館と熊本県くまもとブランド推進課によるものです。

くまモンティッシュボックスの制作開始

まずは図案の拡大コピーです。数種類ある中で、座っているくまモンを利用することにしました。ボックス部分はこれまでの木枠を利用します。決定したお座りくまモンのコピーは、幅15cm高さ20cmです。自宅の2階でカーボン紙を使って、くまモンの図を転写します。2月3日は幸いD勤務でしたから、さっそく駐車場でアガチス材を切り、くまモン工芸品作成の出発です。すでに頭の中は、「10万円」が飛び回っていました。トールペイント絵の具を使って、その夜せっせと塗りました。翌日は5時半に起きて塗り始め、仕上げて台に接着しました。勤務が終えて、その夜にはニス塗りも完了したのです。

    

県工芸館に提出、そして審査・落胆

さて、募集期間は「1月11日から2月15日必着」となっています。私が県工芸館に提出したのは、2月8日のお昼でした。担当の方のお話では、すでに10名以上の方が持ってきたとのことでした。ところで審査の方法がおもしろく、これまでのように審査員による審査ではなく、一般投票によるものです。そこで審査風景を何度か見学に行きました。作品の数は50個以上はあり、しかも一人で何点も提出した人もいました。私のティッシュボックスは中央にあり、いい場所だなと感じました。審査期間は「2月18日から3月6日」でした。
審査も終わり、3月7日に1通のハガキが届きました。「・・・・・・あなた様の作品は、人気投票の結果、残念ながら入賞となりませんでした。・・・・・」あー10万円が・・・。

   

これからの計画に夢はふくらむ

嬉しい電話がありました。県工芸館から、私が提出した「くまモンティッシュボックス」を工芸館ショップ匠で委託販売したいという申し入れです。まだ審査途中だったわけですが、少しは評判がよかったかなとうぬぼれています。もちろん審査結果も気になります。販売するにあたり、熊本県の使用許可が必要です。そこで、3月6日に作品の写真を添えて、県新幹線元年戦略推進室に「くまもとサプライズロゴ・キャラクター使用申請書」を送付しました

工芸館に提出したのは「ティッシュボックス」だけですが、このほか「ペーパースタンド」と「酒パックホルダー」も試作品は完成したので、ローズマリーやレンタルボックスで販売したいと計画しています。