緑化コンクールは楽しい 

私は、平成22年4月から熊本市学校環境緑化コンクールの審査員として活動しています。平成25年度からは審査員長として、仕事が増えました。平成27年11月更新。

緑化コンクールは歴史が古く、昭和40年から継続されている行事になります。平成27年度の今年は、第51回を迎えます。緑化コンクールが始まったころは、新幹線が開通したり、東京オリンピックが開催されました。私も若くて、まだ高校生でした。
なぜこの活動を引き受けたかと言いますと、花と野菜に興味関心があることと、学校を訪問できるという楽しみがあったからです。また、学校を訪問したときに、昔の仲間に再会できる楽しみもあります。

  

上の写真2枚は、平成27年11月12日(木)に実施された緑化コンクール表彰式の様子です。会場は、熊本市市役所14階大ホールです。出席者は、市内小中学校の校長先生と幼稚園の園長先生です。左の写真は、表彰に先立ち講評をしている私です。市長や報道関係も多いため、やはり緊張します。右は「熊本市賞」を授与する大西市長です。

緑化コンクールの審査は、まず応募した学校の事前審査から始めます。各小中学校から提出された広用紙を、審査員全員で詳しくチェックします。解説と写真で編集されていますが、例年50校以上が応募しますので、この審査も大変な作業になります。審査員全員の合計を集計して、今年は小学校13校と中学校13校を選びました。選考した26校が、現地審査の対象となります。

  

平成27年の学校の現地審査は、三日間で実施しました。審査の観点は、@教育活動への活用 A児童生徒と教師の取り組み B保護者地域との連携 などを挙げることができます。

9月24日(木) 小学校班は5校  中学校班は5校
9月29日(火) 小学校班は5校  中学校班は5校
10月6日(火) 小学校班は3校  中学校班は3校

    

10月6日(火)の現地審査3校を終えて、会議室で3時から緑化コンクール最終審査会を開催しました。ここで小学校と中学校別に、表彰すべき学校について検討をします。

どの学校においても親切に対応していただき、詳しく説明を聞くことができました。現在の特徴として、花の種取り・花の越冬・朝の清掃活動等が盛んに行われていました。また、中学校ではキクの栽培を見かけるようになりました。同時に特別支援学級の先生方が野菜だけでなく、花苗の種まきにも頑張っておられました。