| 01級 | 〜 計 算 法 則 〜 | 小学校指導 |
1 指導内容 〜 小学校内容のため、負の数・分数・小数は含まない。
| (1) | 乗法と除法だけであれば、前から順序よく計算する。 |
| (2) | 加減乗除の混合であれば、乗法除法を先に計算する。 |
| (3) | ( )があれば、( )の中を先に計算する。(){}[]は優先順位を持つ。 |
| (4) | 累乗の計算をする。 |
| (5) | 上記の混合計算をする。 |
2 計算問題の例

3 指導上の留意点
| (1) | 数の範囲が負の数まで拡張されても、この計算法則は適用される。しかし、文字の導入により小学校での計算法則が変更されることを押さえたい。 |
| (2) | 数と式領域全般にいえることは、計算途中の式を省略しないことである。途中の式に思考過程が表れるので、最初の段階では式を残すよう指導すべきである。 |
| (3) | 計算式が長くなると、乗除選考よりも前から順序よく計算していこうとする生徒がいる。また一部の生徒に、割り算よりも掛け算を、引き算よりも足し算を優先しようとする生徒がいる。心理的に簡単な計算を優先させるもので、計算法則を無視する結果になる。 |
| (4) | 負の数導入でつまづく生徒がいる。この場合は項の考え方が育たないので、十分注意したい。 |
| (5) | 計算法則も覚えているだけでは効果もあがらないので、具体的な問題で指導すべきである。 |
4 誤答傾向と対策 〜 上記の問題を参考にする。
| (1) | BGKは類似問題であり、減法を先にしやすい。前から順番にするという意識を持っている。生徒の判断では、前から順番にというきまりと乗除先行のきまりを混同している。 |
| (2) | Cは、12÷6の誤答あり。同様に、Mは48÷12の誤答あり。計算の優先順位が、異なる型の問題に対しても適用してしまう。 |
| (3) | Dの解答を3とした生徒が多い。14−6+5=14−11となっている。これは、14−6よりも6+5が楽だからと思われる。同じ傾向として、Hに1の誤答が見られる。 |