私の好きな根菜 

根菜とは、ダイコンやニンジン、そしてイモのように土の中で育つ野菜の総称です。収穫するまで見えませんが、それだけに収穫の喜びは大きいです。農作業をするようになって、すでに15年以上が経過しました。野菜作りのメモとして、このページを作成しました。平成16年2月。

 

ジャガイモ ⇒ 種まき・2月中旬から3月中旬。母の誕生日の2月13日に合わせている。
販売されている種ジャガを、川尻や玉名で購入している。1kg220円は安かった。定植するときに牛糞と配合肥料を多めに与える。切り口に灰を塗るように書いてあるが、3日ほど乾燥させれば腐らない。メークイン種が大きくておいしい。9月には秋ジャガとして植えることができるが、二つに切ると腐ってしまう。秋ジャガは大きく育つ。肥料を与えながら、土寄せを繰り返すことが大切である。

サトイモ ⇒ 種まき・4月下旬から。暖かくないと発芽しない。
販売苗を購入して植え付けるが、前年の親イモでも結構収穫できる。霜が降りるまでの長期間育てるので、元肥や追肥をしっかり与えること。土寄せも数回して通気をはかり、子イモの芽にも土をかけるとよい。一度に収穫すると味が落ちるので、霜が降りたらそのまま土中に入れておくのもよい。

ツクネイモ ⇒ 種まき・4月下旬
私が育てるのは、イチョウイモである。販売苗を、川尻で購入する。一株100円以上するが、アクアドームの朝市で買ったことがある。つるが長いので支柱が必要だが、地這いにしてもいいようだ。収穫するときは、びっくりするほど大きい。

サツマイモ ⇒ 種まき・5月上旬から下旬
例年販売されている苗(ツル)を、購入する。通気をよくするために、深く耕して畝を作っておく。肥料は少なめにしないと、実が小さいツルボケをおこす。畝に竹を斜めに突き刺し、そこにイモツルをさして土を押さえる。収穫は9月以降であるが、試し掘りをする。土が乾燥してきたら、水かけをすること。畝を作ったら一雨降った後に苗を植えると良い。

 

ダイコン ⇒ 種まき・時無し〜2月。春まき〜4月中旬。秋まき〜8月下旬から9月上旬
種類が多いが、その時期に適した種をまく。種をまく前に牛糞や化成肥料を入れて耕しておく。種を厚まきにすると発芽率がよく、間引きが大変である。聖護院ダイコンは秋まきである。また薩摩ダイコンをまいておくと、その大きさに生徒がびっくりする。

ニンジン ⇒ 種まき・春まき〜3月中旬下旬。夏まき〜7月上旬から下旬。
発芽率が低いので、やや厚まきとする。種まきのときに水をたっぷり与えておく。夏は土が乾きやすいので、天気予報で雨が降る数日前にまくのもよい。

カブ ⇒ 種まき・4月5月6月と9月10月。真夏と真冬を除けば、割と育てやすい。
発芽率がよく混み合うので、厚まきは避ける。間引きしながら、収穫するとよい。育てやすいのは、秋まきである。漬物や汁の実として利用できる。土の水分が急変すると、根が割れる。

ラディッシュ ⇒ 種まき・4月5月6月と9月10月。真夏と真冬を除けば、割と育てやすい。
性質はカブに同じで、育てやすい。株よりも短期間で収穫できるので、二十日ダイコンとも呼ばれている。表面が赤く、生で食べるとよい。たくさん作っても利用できないので、時期をずらしたり、余った土地を利用すればよい。他の野菜と一緒に種まきしておくと、先に収穫できるよさがある。

 

タマネギ ⇒ 種まき・9月上旬から下旬
例年販売されている苗を、川尻で購入している。定植するときに牛糞と配合肥料を多めに与える。株ごとの間隔は狭くてよい。近所の畑では、マルチがしてある。

ニンニク ⇒ 種まき・9月上旬から下旬
例年販売されている種ニンニクを、川尻で購入している。定植するときに牛糞と配合肥料を多めに与える。収穫は翌年5月以降になるので、肥料切れをしないようにする。

ショウガ ⇒ 種まき・4月中旬
まだ植えたことがないが、一度は挑戦したい。例年販売されている種ショウガを購入する。定植するときに牛糞と配合肥料を多めに与える。東陽村の特産品であり、見渡す限りショウガ畑である。収穫は10月となる。