正 念 寺

明治10年の西南戦争の時、徳成寺と同様に負傷した数多くの兵士を収容・治療した病院跡です。玉東町は「日本赤十字社」の発祥の地と言われています。これは、敵味方の区別なく兵士の手当てをしたためです。当時は「仮包帯所」と呼ばれていたようです。山門の左手に、記念碑が建てられています。

場所は玉東町木葉の役場の東側です。国道208号線沿いです。役場に車を置いて歩けば、数分で行けます。境内には大きな木があり、歴史が古いことを示しています。ここ正念寺は、豊岡眼鏡橋に近い場所に位置します。田原坂へ進軍した兵が傷つき運ばれ、手当てを受ける場所としては都合のよい場所だったのでしょう。