繁根木八幡宮

南関町の正勝寺にあった大本営は、やがて高瀬に移ります。高瀬の戦いが終わり、さらに田原坂の戦いが終わった3月23日から4月17日の間、玉名に大本営がありました。繁根木八幡宮は玉名市の中心部にあり、大本営に近い場所でした。

玉名市高瀬でも激しい戦闘が行われました。田原坂・吉次峠山鹿等から北進した薩軍は、桐野を隊長とする600名、篠原と別府を隊長とする1200名、村田を隊長とする1000名が高瀬に迫りました。2月27日に本格的な戦いになりましたので、この周辺も弾丸が飛び交ったと思われます。