谷村計介の像

この谷村計介の像は、熊本城の天守閣入口内部に建てられています。明治10(1877)年、西南戦争のときお城にあった鎮台から、谷村計介はひそかに出発しました。高瀬にいた政府軍への連絡のために出発した谷村計介は、薩軍に二度とらわれましたが、巧みに脱出し官軍との連絡に成功しました。

 

熊本城行幸橋を渡り進みますと、右手に三つの石碑が並んでいます。一番奥は昭和35年に天守閣が再建されたことを示す記念碑です。中央の高さ3mくらいの高い碑と、手前の碑が谷村計介の業績をたたえたものです。

ここに谷村計介の銅像がありましたが、太平洋戦争中に撤去されました。当時、銅や鉄は全国から集められ軍事用に利用されました。お寺の鐘なども提供されています。