段山の風景

熊本市の段山(だにやま)は、昔は藤崎台から続く台地でした。しかし、鹿児島本線の開通や市電の開通によって台地は完全に削り取られてしまいました。
段山台地は、1877(明治10)年の西南戦争最初の激戦地として知られています。薩軍は篠原国幹を隊長とする1600名が攻撃しています。写真は、段山の市電停留所付近です。

 

新町から電車通りを撮影しました。右手に見えるのは、島崎へ抜けるトンネル入口です。熊本城は西側を向いて造られましたので、新町側が正面になります。町の造りや地名に江戸時代の名残をのこしています。